オアスペ (OAHSPE) 探求 (R8.6.19)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。前回の投稿で予告していました、「オアスペ」って何?について、本投稿で説明していきたいと思います。

 西暦1880年 (明治十三年) 米国の歯科医ジョン・ニューブロー博士に天使が啓示を与え、自動書記で降ろされた霊的掲示書で、創造主ヤーウェイと天使の御遣 (みつか) いの言葉による、ニューエイジの聖書とされています。西暦1880年春のある朝、ジョン・ニューブロー博士は、突然天からの光が彼の手に当たり、自然に手が動きだし、そして、タイプライターで十五分間、キーを叩きつづけるという現象が始まりました。彼はその際、自分が書いたものを読まないように天使から指示されたといいます。その現象は、その日から五十週間にわたって毎日続き、後に「オアスペ」と呼ばれる原稿の全文が完成します。そして改めて原稿を読むと、そこに書かれていたものは、宇宙創成、人類誕生から紀元前やく三千九百五十年までの人類の歴史が書かれた物語でした。オアスペという言葉の意味は、オ (空) ・ア (地) ・スペ (霊) とされています。又、「オアスペ」は、もう一ッの「竹内文書 (竹内文献) 」とか、もう一ッの「古事記」とか、もう一ッの「聖書」、もう一ッの「日月神示」ともいわれている書物になります。

 「オアスペ」は、西暦1882年に米国で出版されましたが、出版当初から大きな議論を巻き起こしました。その独特な内容と、ジョン・ニューブロー博士が自動書記によって記録したとされる啓示的な背景は、宗教界・学術界の双方から賛否両論の評価を受けました。先ず、欧米地方では、一部のスピリチュアル思想を持つ人々の間で高い評価を受けます。特に、ニューエイジ運動が盛んになった二十世紀後半以降、「オアスペ」の思想はスピリチュアルな探求者たちに受け入れられるようになります。その理由としては、「オアスペ」が宗教の枠を超えた普遍的な霊的な真理を説いていることや、人類の霊的進化を促す内容を含んでいることが挙げられると思います。一方、キリスト教やイスラム教といった既存の (一神教) 宗教の立場からは批判的な意見も多く見られることになります。「オアスペ」では、歴史上の預言者や宗教の創始者たちを「神の計画の一部」として描きつつも、それぞれの宗教が後に形骸化し、本来の霊的な意味を失ってしまったと指摘しています。この点が、伝統的な宗教を信仰する人々の間では受け入れられにくい要素となっているのだと思います。また、「オアスペ」の内容はあまりにも詳細で、約千頁にわたる膨大な記述があるため、すべてを理解するのが難しいという意見もあるために、現代では「オアスペ」を要約した解説書や、インターネット上での研究が進んではいますが、一般的な歴史や宗教の書籍と比較すると、専門的な内容が多いため、一部の学者やスピリチュアル研究者によってのみ扱われることが多いのが現状のようです。日本においては、「オアスペ」の知名度は比較的低いのですが、竹内文書やカタカムナ文献といった古史古伝との共通点が注目されていて、特に日本人が霊的な使命を持つ民族であるという記述は、日本のスピリチュアル研究家の間で興味深いテーマとして取り上げられています。そのような理由から、飛鳥 昭雄氏 (本名:佐藤 昭信、昭和二十五年四月十六日生まれ、日本のライター、小説家、漫画家、超常現象研究家) が、「オアスペ」は米国FBIによって、発禁指定され、長い間この世に出ることの無かった書物であるという「嘘」を広め、日本において「オアスペ」の興味を引くことになります。飛鳥 昭雄氏の計画 (嘘) は、ある程度の成功をみせ、日本のスピリチュアル界に「オアスペ」の存在を広めることになります。対して海外の反応は、宗教観や価値観によって大きく分かれる傾向があるようです。受け入れる人々は、それを霊的な真理の書として尊重し、批判的な立場の人々は、それを単なるフィクションやオカルトの書物として扱うことになります。とはいえ、出版から百年以上が経過した現在でも議論や研究の対象となっていること自体が、「オアスペ」の持つ大きな影響力を示している証拠であるといえるでしょう。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。