第五巻 地 (九二) つ巻 第三十三帖 (R6.12.2)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第五巻 地 (九二) つ巻 第三十三帖です、お読み下さい。
第五巻 地 (九二) つ巻
第三十三帖 (一七〇)
エドの仕組すみたらオワリの仕組にかからすぞ。その前に仕組む所あるなれど、今では成就せんから、その時は言葉で知らすぞ。宝持ちくさりにして呉れるなよ、猫に小判になりて呉れるなよ。天地一度に変ると申してあること近づいたぞ、世は持ちきりにはさせんぞよ、息吹 (いぶ) き払ひて議論 (ろん) なくするぞ、ことなくするぞ、物言はれん時来るぞ、臣民見当とれんことと申してあらうが、上の人つらくなるぞ、頑張りて呉れよ。十月八日、ひつ九のか三。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 135頁 より)
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本帖は基本的に、岡本天明達に宛てた帖だと投稿者:加藤は思います。書き出しの「エドの仕組すみたらオワリの仕組にかからすぞ。その前に仕組む所あるなれど、今では成就せんから、その時は言葉で知らすぞ」の解釈ですが、江戸の仕組みが済んだら、尾張の仕組みにかかるけれど、その前に仕組む場所があるが、それは神示に降ろすのではなく、直接 (言葉、霊言…) で知らせると伝えています。当ブログではお馴染みの、黒川柚月氏著の「岡本天明伝」によれば、岡本天明達が昭和二十年一月に、愛知県の東谷山尾張戸 (とうごくさんおわりべ) 神社にて、神業を行っている。尾張の神業の前が、鳴門神業 (鳴門の仕組) であるので、その前に仕組む所とは、鳴門だということが解る。
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「宝持ちくさりにして呉れるなよ、猫に小判になりて呉れるなよ」ですが、ここでいう「宝」と「小判」とは、日月神示そのものと考えて良いと投稿者:加藤は考えます。日月神示が降ろされはじめてから、時間がたったことで、日月神示に対する「慢心」と「狎れ」が出て来ていることを戒めているのだと思います。
「天地一度に変ると申してあること近づいたぞ、世は持ちきりにはさせんぞよ、息吹 (いぶ) き払ひて議論 (ろん) なくするぞ、ことなくするぞ、物言はれん時来るぞ、臣民見当とれんことと申してあらうが」の部分ですが、これは大峠の状態を伝えている文章です。今までの臣民が「智」と「学」の「我れ善し」のやり方に、行き詰まると伝えている文章です。
最後の締め括りの文章は「上の人つらくなるぞ、頑張りて呉れよ」ですが、一寸説明が必要な文章だと思います。ここでいう「上の人」とは「我れ善し、体主霊従」の国や社会の指導者や、米国のドナルド・トランプ氏がいうディープ・ステート側の人々 (マァ、日本でいうと外務省とか金融庁ですかね、それ以外にも色々ですが…) が「辛くなる」といってます。対して「頑張って呉れ」とは身魂磨きが進んだ臣民に対する言葉です。既に体感的に大変な時代に突入しているのでは無いかと、感じている人は多いと思います。戦争、食糧不足、地球規模の異常気象、劣化するマスメディア (これは酷い、兵庫県知事問題とか) 、悪化する経済、政治不信、等々… でも大丈夫です。物事は悪く考えては駄目なのです。個々の悪い意識が集団意識になることだけは避けなければなりません。本当に大難になってしまいます。ですので、小難にするためには「あぁ〜解ってない人が、また大騒ぎしている」と、他人事で良いのです。我々は我々のやるべきことを、一生懸命にやるだけです。そして夜には「あぁ〜良い一日だった」と感謝し、朝には「あぁ〜また一日が始められる」と感謝し、笑顔で生きて行けば良いのです。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。