第五巻 地 (九二) つ巻 第二十四帖 (R6.11.17)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、順番でいくと、日月神示 第五巻 地 (九二) つ巻 第二十三帖ですが、この帖は過去 (R5.3.28) で、投稿済みとなりますので、今回は、日月神示 第五巻 地 (九二) つ巻 第二十四帖になります、お読み下さい。

第五巻 地 (九二) つ巻

第二十四帖 (一六一)

 この方明神とも現はれてゐるのざぞ、臣民守護の為めに現われてゐるのであるぞ。衣 (ころも) はくるむものであるぞ、くるむとは、まつらふものぞ、神の衣は人であるぞ、汚 (けが) れ破れた衣では神はいやざぞ。衣は何でもよいと申すやうなものではないぞ、暑さ寒さ防げばよいと申す様な簡単なものではないぞ。今は神の衣なくなってゐる、九分九厘の臣民、神の衣になれないのざぞ。悪神の衣ばかりぞ、今に臣民の衣も九分九厘なくなるのざぞ。⦿の国、霊の国とこの世とは合せ鏡であるから、この世に映って来るのざぞ、臣民身魂洗濯して呉れとくどう申してあらうがな、この道理よく分りたか。十月とは十 (かみ) の月ぞ、—と|との組みた月ぞ。九月の二十八日、ひつ九のか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 128頁ー129頁 より)

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感想(12件)

 本帖の鍵となる言葉は、「明神」「神の衣」「十 (かみ) の月」の三ッだと投稿者:加藤は思います。先ず「明神」ですが、これは人々を守護する神を指し「神田明神」「住吉大明神」「鹿島大明神」「香取大明神」等々、神社などでもお馴染みだと思います。「この方明神とも現はれてゐるのざぞ」と書き出されている意味は「国常立尊 (この方) は、守護神としても現れる」と理解してよいと思います。次に「神の衣」は人間だということの意味ですが、〇=人間、 • =神の分身魂、と考えれば⦿ (かみ) の衣は人間であり、神人一体の意味も解ってくるのだと投稿者:加藤は理解しています。最後の「十 (かみ) の月」ですが、—=陰、|=陽ですので、陰と陽の統合を意味しています。日月神示的な解釈をするならば、「火と水の仕組」「富士と鳴門の仕組」で、俗な表現をするならば「男性原理と女性原理の統合」となります。十月という月ですが、出雲の神在月が十月です。出雲はオオクニヌシ (男神=陽) で、伊勢はアマテラス (女神=陰) となり、十月は神在月で出雲にて、陰陽の統合がなされる月とも考えられます。余談ですが、本巻の第六帖に「出雲の神様大切にありがたくお祀りせよ、尊い神様ぞ」と書かれています。伊勢と出雲の関係を語り出すと、何日も話続けなければならない状態になりますので、興味のある方は各自で色々と調べてみて下さい。何に付いて調べるのかというと、出雲の復権、復活です。まぁ、その前に伊勢と出雲の関係を知る事は絶対条件ですが…平成二十六年五月二十七日に、宮内庁からの発表で、高円宮家の次女 (典子さま) と、出雲大社の神職 (千家国麿さん) との婚約が内定したと報道された。これは現界でも、伊勢と出雲の融合が顕現したと考えてよいと投稿者:加藤は考えています。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。