第五巻 地 (九二) つ巻 第十五帖 (R6.11.3)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第五巻 地 (九二) つ巻 第十五帖です、お読み下さい。

第五巻 地 (九二) つ巻

第十五帖 (一五二)

 神の国のカミの役員に判りかけたらバタバタに埒つくなれど、学や智恵が邪魔してなかなかに判らんから、くどう申しているのざぞ。臣民物言はなくなるぞ、この世の終わり近づいた時ぞ。石物言ふ時ぞ。神の目には外国もやまともないのざぞ。みなが神の国ぞ。七王 (ななおう) も八王 (やおう) も作らせんぞ、一つの王で治めさすぞ。てん詞様が世界みそなはすのざぞ。世界中の罪負ひておはします素盞雄の大神様に気附かんか、盲つんぼばかりと申してもあまり出ないか。九月の二十三日、ひつ九のか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 121頁ー122頁 より)

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感想(12件)

 先ず、書き出しの「神の国のカミの役員に判りかけたらバタバタに埒つくなれど」の部分で、「埒 (らち) つくなれど」という聞き慣れない言葉ですが、「埒が明かない」などと、日常的も使っている言葉なのですが、漢字で、古語的ないい方で書かれると、ん?と思うかもしれません。ですが、ここは通常に「決まりがつく」とか「事のかたがつく」という意味で考えて良いです。さて、本帖の解釈ですが、「神の国のカミ (上) の役員」とは誰だ?になるのですが、本帖の解釈時点では「てんし様」だと理解だけして置いて下さい。日月神示を読み進めると、この神の国の上の役員がてんし様だと理解できます。ですので、てんし様がよくなれば、問題はバタバタとかたがつく、と言っている文章だと投稿者:加藤は理解しています。

 「臣民物言はなくなるぞ、この世の終わり近づいた時ぞ。石物言ふ時ぞ」との部分ですが、なかなかに暗号めいた言葉です。しかし、石が物言うとは、日月神示 第四巻 第二十七帖にも出てきた言葉ですので、もう一度その投稿を確認してもらうとして、人が物言わなくなるは、大峠に突入する時期が来たことを伝えていると思います。補強して言うと、大峠とは、人間のためだけでは無く、地球上全て (石を含む) いや、全宇宙の森羅万象の建替え、建て直し、のために起こる事なのだと投稿者:加藤は思います。ですので、神の視点から見れば、人間も石も同じかもしれません。

 「てん詞様が世界みそなはすのざぞ。世界中の罪負ひておはします素盞雄の大神様に気附かんか、盲つんぼばかりと申してもあまり出ないか」少々難しい部分だと思います。一つの王である「てんし様」と「スサノオ大神」とは、同じ御神霊であることに、いくら目が見えなく、耳が聞こえなくても、気付かないとはあんまりだと伝えている文章に投稿者:加藤には読めます。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。