第四巻 天つ巻 第三十帖 (R6.10.7)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第三十帖です、お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第三十帖 (一三七)

 富士とは火の仕組ぞ、渦うみとは水の仕組ぞ、今に分りて来るのぞ。神の国には、政治も経済も軍事もないのざぞ、まつりがあるだけぞ。まつらふことによって何もかもうれしうれしになるのざぞ。これは政治ぞ、これは経済ぞと申してゐるから「鰻つかみ」になるのぞ、分ければ分けるるほど分からなくなって手におへぬことになるぞ。手足は沢山は要らぬのざぞ、火垂 (ひだり) の臣 (おみ) と水極 (みきり) の臣 (おみ) とあればよいのざぞ。ヤとワと申してあろうがな、その下に七七ゝゝゝゝと申してあろうがな。今の臣民自分で自分の首くくるやうにしてゐるのぞ、手は頭の一部ぞ、手の頭ぞ。頭、手の一部でないぞ、この道理よく心得ておけよ。神示は印刷することならんぞ、この神示説いて臣民の文字で臣民に読める様にしたものは一二三 (ひふみ) と申せよ。一二三は印刷してよいのざぞ。印刷結構ぞ。この神示のまま臣民に見せてはならんぞ、役員よくこの神示見て、その時によりその国によりてそれぞれに説いて聞かせよ。日本ばかりでないぞ、国々ところところに仕組して神柱つくりてあるから、今にびっくりすること出来るのざぞ、世界の臣民にみな喜ばれるとき来るのざぞ。五六七 (みろく) の世近づいて来たぞ。富士は晴れたり日本晴れ、富士は晴れたり日本晴れ。善一すぢとは神一すぢのことぞ。この巻を「天つ巻」と申す、すっかり写して呉れよ、すっかり伝へて呉れよ。九月十四日、ひつ九のか三。

(天つ巻終了)

(太陽出版 新版 ひふみ神示 109頁ー110頁 より)

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感想(12件)

 今回の帖で、日月神示 第四巻 天つ巻が終帖となります。さて内容的には、日月神示をジックリと読み込んでいれば難しい内容ではないと思いますが、伝え方が日月神示らしく難解かも知れません。「富士とは火の仕組ぞ、渦うみとは水の仕組ぞ、今に分りて来るのぞ」書き出しですが、簡単にいってしまえば、火と水の仕組みが、今に分かる。と書かれていると思って大丈夫です。火と水の仕組みとは、大峠のことであり、今に分かるとは、今現在は大峠に突入していないと解釈できる文章です。

 「手足は沢山は要らぬのざぞ、火垂 (ひだり) の臣 (おみ) と水極 (みきり) の臣 (おみ) とあればよいのざぞ。ヤとワと申してあろうがな、その下に七七ゝゝゝゝと申してあろうがな」ですが、何とも難しい書き方だと投稿者:加藤には感じますが、内容的には、さほど難しい内容ではないと投稿者:加藤は思います。左の臣=ヤと右の臣ワが神の御用を務める右大臣と左大臣と考えると理解し易いと思いますが、現代の私利私欲に直走る大臣と思ってしまうと、理解が遠くなるので、注意して下さい。その各大臣の下に各七人、その下に各々七人…と続きますので、手足は沢山要らないという意味になるのだと投稿者:加藤は思います。

 最後に「神示は印刷することならんぞ、この神示説いて臣民の文字で臣民に読める様にしたものは一二三 (ひふみ) と申せよ。一二三は印刷してよいのざぞ。印刷結構ぞ」の部分ですが、岡本天明が自動書記で降ろした原文は、人に見せては駄目ですということと、臣民の言葉に訳された神示は「一二三神示」というと、一二三神示は印刷してもよく、印刷は大変結構なことという意味だと投稿者:加藤は理解しています。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。