第四巻 天つ巻 第二十五帖 (R6.9.29)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第二十五帖です、お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第二十五帖 (一三二)

 今に臣民何も言へなくなるもざぞ、神烈しくなるのざぞ、目あけて居れんことになるのざぞ。四ン這ひになりて這ひ廻らなならんことになるのざぞ、のたうち廻らなならんのざぞ、土にもぐらなならんのざぞ、水くぐらなならんのざぞ。臣民可哀さうなれど、かうせねば鍛へられんのざぞ、この世始ってから二度とない苦労ざが、我慢してやり通して呉れよ。九月十日、ひつのか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 105頁−106頁 より)

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感想(12件)

 先ず、本帖で誤植と勘違いしそうな部分が一ヶ所あり、日月神示を訳した書籍は多数存在し、日本語も色々です。そして、これから誤植と勘違いされやすい部分も、修正されて出版されている書籍もありますが、当ブログで引用させてもらっている文献が、岡本天明達による、日本語訳 (完訳) に一番忠実だと思いますので、そのまま引用します。問題の部分は「四ン這ひになりて這ひ廻らなならんことになるのざぞ」の部分で「四ツン這ひになりて這ひ廻らなならんことになるのざぞ」の誤植と勘違いされています。言葉の意味は同じだと思いますが、日月神示は何通りにも読めると伝えられている神示です。また日月神示では、一字一句の変更を許していません。読み手がどのように読むかは、読み手次第なのです。もっと言えば、日本語を完全に理解できない人間には、読む事が出来ない神示ということがいえます。外国語に翻訳するなどは、もってのほかなのです。これは日月神示以外の神からの預言 (シツコイですが予言では無いです) の書にもいえる事で、旧約聖書や新約聖書を日本語で読んでも、本来の意味は掴めませんし、日月神示では「宗教では救えない」と伝ています。

 前置きが長くなりました。スミマセン。今回の帖は、大峠に向かうための覚悟を促している文章だと投稿者:加藤は考えます。「この世始ってから二度とない苦労ざが、我慢してやり通して呉れよ」と書かれています。これは地上界に起こる大峠を指しています。今回の大峠は、三千世界全てに対する大峠です。日月神示を深く読むと、同じ大峠に付いて書かれたことも、地上界の大峠ではないと思われる部分も書かれていることに気付くことがあります。そして今回の帖に書かれている「今に臣民何も言へなくなるもざぞ、神烈しくなるのざぞ、目あけて居れんことになるのざぞ。四ン這ひになりて這ひ廻らなならんことになるのざぞ、のたうち廻らなならんのざぞ、土にもぐらなならんのざぞ、水くぐらなならんのざぞ」という大峠の地獄絵図が示されています。

 「臣民可哀さうなれど、かうせねば鍛へられんのざぞ」と書かれていて、一般的な日月神示研究家の内部では、大変で可哀想だけれど、そうしなければ身魂磨きが進まないという意味と捉えられています。投稿者:加藤も異論は無いのですが、今回の大峠は、身魂磨きだけでは足りないのではないかと、思います。日月神示に半霊半物質の考えがあります。身魂磨きだけで、核爆発に対抗出来る肉体が手に入るはずがないと投稿者:加藤は考えるからです。一二三、三四五、五六七、これは次元上昇だと投稿者:加藤は考えているという話を、当ブログの投稿で書いたと思います。日月神示では大事な鍵となる言葉です。投稿者:加藤は最低でも、三四五=五次元まで次元上昇しなければ、核汚染や核爆発に耐える肉体は得られないと思います。一二三=三次元では、何をどうヤリクリしても、無駄なのです。方法は次元上昇。では次元上昇するには如何にすればよいのか。第一段階が身魂磨きなのだと投稿者:加藤は思います。

 本来は、探求小屋の内容だと思いますが、身魂磨きの話に付け加えて「意識」の話を一ッしたいと思います。「意識」目に見えないものですが、変化を感じることは出来るものです。身魂磨きを実践しだすと、目にみえる部分では、肉体が変化を始めます。そして気がつくと「意識」が変化していることにも気づくでしょう。「神人一体」に近づいていることに気づきがあります。ただし、その考えは直ぐに反省に変わります。何故ならば、その気づいたはずの意識が、我善しの意識だと気づくのです。その気づきが、全てを許し、全てを愛していないことに気づくはずです。人が神の境地至ることが、如何に難しいか。そして、その反省すらも許さなければならない、ある意味で八方塞がりに落ち入ります。しかし、投稿者:加藤はそれが一二三の世で生きる我々の意味であり、カルマの清算なのだと考えています。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。