第四巻 天つ巻 第二十四帖 (R6.9.25)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第二十四帖です、お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第二十四帖 (一三一)

 今の臣民めくら聾ばかりと申してあるが、その通りでないか、この世はおろか自分の身体のことさへ分りては居らんのざぞ、それでこの世をもちて行く積りか、分らんと申しても余りでないか。神の申すこと違ったではないかと申す臣民も今に出て来るぞ、神は大難を小難にまつりかへてゐるのに分らんか、えらいむごいこと出来るのを小難にしてあること分らんか、ひどいこと出て来ること待ちてゐるのは邪 (じや) のみたまぞ、そんなことでは神の臣民とは申されんぞ。臣民は、神に、わるい事は小さくして呉れと毎日お願ひするのが務めぞ、臣民近欲 (ちかよく) なから分らんのぞ、慾もなくてはならんのざぞ、取違ひと鼻高とが一番恐いのぞ。神は生れ赤子のこころを喜ぶぞ、みがけば赤子となるのぞ、いよいよが来たぞ。九月十日、ひつ九のかみ。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 105頁 より)

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感想(12件)

 本帖の書き出し部分で、注意して置きたい言葉が書かれています。現在では差別用語 (何が差別なのか投稿者:加藤には理解できないのだけれど…差別だ、人権無視だと声を上げる人こそ、心の中で、その人々を差別対象にし、人権無視をしているのだと、気付くべきであると投稿者:加藤は考えています) とされていて、若い方には解らない言葉かもしれないので、説明すると、めくら=盲目、聾=つんぼ、で、目が見えない人や耳が聞こえない人のことをいい。盲=もう、聾=ろう、と一般的には読みます。

 「今の臣民めくら聾ばかりと申してあるが、その通りでないか」と書かれています。ここは体主霊従のことについて書かれた文章と読めます。本来のものが目が見えない、本来のことが耳が聞こえない状態になっているという意味だと投稿者:加藤は思います。ようするに、我善しの状態です。続いて「この世はおろか自分の身体のことさへ分りては居らんのざぞ、それでこの世をもちて行く積りか、分らんと申しても余りでないか」と書かれています。自分の身体のことすら分らないとは、魂の器である身体を汚していることへの注意だと思います。身体に毒を取入れていないでしょうか?投稿者:加藤が、皆さまに何かを強要することは無いですが、身体を汚すような暴飲暴食はしていないでしょうか?魂の器が汚れれば、器の中の魂も汚れます。

 「臣民近欲 (ちかよく) なから分らんのぞ、慾もなくてはならんのざぞ、取違ひと鼻高とが一番恐いのぞ。神は生れ赤子のこころを喜ぶぞ、みがけば赤子となるのぞ」と最後に書かれています。ここの近欲とは金銭だと理解して良いと思います。そのことより、取違いと鼻高が一番恐いの部分です。取違いとは、本来の人間として生きているか?という大きな枠組みの話だと思います。確かに金銭が無ければ、今の時代は生きて行けませんが、それも人間が勝手に決めたルールです。皆さまは、現在の金融システムに疑問を持ったことはありますか?一ッの例を上げると、あなたが銀行に一千万円分の「金」 (お金とは、読んで字の如く、元々は「金」です) を持ち込むとしましょう、そうすると、銀行は一千万円分の貨幣や硬貨を出してくれます。預かり証書です。皆さま、オヤオヤと思いませんか?一千万円が手品のように二千万円になってます。そしてそのようなシステムを構築して人々 (変なルールで、人々を騙している人々) は、俗にエリート集団と呼ばれ、鼻高 (傲慢) になっていませんか?元々、国の発行する貨幣は、その国が持っている「金」の保有量で決まっています。昔の英国ポンドが、日本円に対して高かったのは、英国の「金」の保有量が多かったからです。では、全人類が一斉に銀行に行き、全貨幣と全硬貨を、元の「金」として返してくれと言ったらどうなるでしょう?銀行だけでなく、全ての国が破綻します。「金」の保有量以上の貨幣や硬貨を発行してしまっていますからね。投稿者:加藤は、物々交換が一番だと思いますが、それは言い過ぎでしょうね。失礼しました。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。