第四巻 天つ巻 第二十三帖 (R6.9.24)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第二十三帖です、お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第二十三帖 (一三〇)

 我がなくてはならん、我があってはならず、よくこの神示 (ふで) よめと申すのぞ。悪はあるが無いのざぞ、善はあるのざが無いのざぞ、この道理分りたらそれが善人だぞ。千人力 (りき) の人が善人であるぞ、お人よしではならんぞ、それは善人ではないのざぞ、神の臣民ではないぞ、雨の神どの風の神どのにとく御礼申せよ。八月の九日、一二⦿。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 104頁 より)

ひふみ神示〔新版〕 (Ten books) [ 岡本天明 ]

価格:8800円
(2024/9/23 05:43時点)
感想(12件)

 本帖も、前帖、前々帖に続き極めて短い文章でが、内容的には、難解な文章ではないと投稿者:加藤は思います。日月神示にはよくある、逆説的な表現が多用されているので、読んでいて頭が混乱してしまいそうですが、ゆっくりと読み進めると、腑に落ちる内容だと思います。

 伝えようとしていることは、我と善悪について書かれている帖です。しかし、日月神示でいう身魂磨きと神仕組みに直結する、我と善悪の話なので、本帖の内容だけを勝手に理解することは、避けた方がよいと投稿者:加藤は思います。理由としては、文章の最後に唐突に「雨の神どの風の神どのにとく御礼申せよ」と書かれているからです。本帖が降ろされた日付から考察すると、岡本天明達の神業 (江戸の仕組) に関係している内容の帖だと判ると思います。(*この祭典の当日は、台風が吹き荒れた)

増補改訂版 [日月神示]夜明けの御用 岡本天明伝 [ 黒川柚月 ]

価格:3300円
(2024/9/23 05:45時点)
感想(0件)

 本帖の説明の最後に「千人力 (りき) の人が善人であるぞ」の部分を少々、一寸トンチを入れて読むと、千人=善人とも読めます。「善人力の人が善人であるぞ」とも読める部分です。何故にこのようなトンチ話をはじめたかというと、投稿者:加藤には、ここに書かれた千人力を、千人力=力持ちとは読めないからです。我と善悪を、本帖の内容だけで、強引に理解したとして、「この道理分りたらそれが善人だぞ」との部分に対して、我と善悪が完全に腑に落ちた人が力持ちという意味になると思うので「この道理分りたらそれが千人力だぞ」=「千人力の善人」だということが伝えたいことのように思えます。そのように読み変えると「この道理分りたらそれが善人だぞ。千人力 (りき) の人が善人であるぞ」の文章もスッキリすると投稿者:加藤は思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。