第四巻 天つ巻 第十六帖 (R6.9.11)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第十六帖です、お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第十六帖 (一二三)

 今度の戦済みたらてんし様が世界中知ろしめして、外国には王はなくなるのざぞ。一旦戦おさまりても、あとのゴタゴタなかなか静まらんぞ、神の臣民ふんどし締めて神の申すことよく腹に入れて置いて呉れよ、ゴタゴタ起りたとき、何うしたらよいかと云ふことも、この神示 (ふで) よく読んで置けば分るやうにしてあるのざぞ、神は天からと宙からと地からと力 (ちから) 合はして、神の臣民に手柄立てさす様にしてあるのざが、今では手柄立てさす、神の御用に使ふ臣民一分 (いちぶ) もないのざぞ。神の国が勝つばかりではないのざぞ、世界中の人も草も動物も助けてみな喜ぶやうにせなならんのざから、臣民では見当取れん永遠 (とことは) につづく神世に致すのざから、素直に神の申すこときくが一等ざぞ。人間の智恵でやれるなら、やって見よれ、あちらへ外れ、こちらへ外 (はず) れて、ぬらりくらりと鰻つかみぞ、思ふやうにはなるまいがな、神の国が本の国ざから、神の国からあらためるのざから、一番つらいことになるのざぞ、覚悟はよいか、腹さへ切れぬ様なフナフナ腰で大番頭とは何と云ふことぞ、てんし様は申すもかしこし、人民さま、犬猫にも済むまいぞ。人の力ばかりで戦してゐるのでないこと位分って居らうがな、目に見せてあろうがな、これでも分らんか。八月七日、一二⦿。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 100頁−101頁 より)

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感想(12件)

 本帖は、深読みの必要がある帖だと投稿者:加藤は思います。冒頭の「今度の戦済みたらてんし様が世界中知ろしめして、外国には王はなくなるのざぞ。一旦戦おさまりても、あとのゴタゴタなかなか静まらんぞ」の文中に「戦」という言葉が二度使われていますが、この「戦」は別々の「戦」だと読んだ方が良いと投稿者:加藤は考えます。「今度の戦済みたらてんし様が世界中知ろしめして、外国には王はなくなるのざぞ」こちらに書かれている「戦」は、今後起こる大峠=戦と読めます。何故ならば、「外国には王はなくなるのざぞ」に続く文章だからです。対して「一旦戦おさまりても、あとのゴタゴタなかなか静まらんぞ」の方の「戦」は、この神示が降ろされた時代背景から、大東亜戦のことだと思われます。何故なら「ゴタゴタ起りたとき、何うしたらよいかと云ふことも、この神示 (ふで) よく読んで置けば分るやうにしてあるのざぞ」との文章に続くからです。

 今回の帖は、日月神示が伝えたい内容てんこ盛りの帖だと投稿者:加藤は思います。今まで投稿してきた、第一巻から今回の投稿、そして今後の投稿で、アァ〜書いてあったな。と何度も何度も感じると思います。日月神示では、言葉は違いますが、同じ事を何度も何度も伝えてきます。しかし、ルービック・キューブの赤い面から中心を見る時と、青い面から中心を見る時では、見え方 (感じ方) が違うということ (解りにくい例えで申し訳ない) にも気付くと投稿者:加藤は思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。