第四巻 天つ巻 第六帖 (R6.8.27)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第六帖です、順番では、第四帖となりますが、第四帖は (R5.7.18) に、第五帖は (R5.8.27) に投稿済ですので、飛ばして第六帖に進みます。お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第六帖 (一一三)

 天 (あめ) は天の神、国は国の神が治 (し) らすのであるぞ、お手伝ひはあるなれど。秋の空のすがすがしさが、グレンと変るぞ、地獄に住むもの地獄がよいのぞ、天国ざぞ、逆様はもう長うはつづかんぞ、無理通らぬ時世が来たぞ、いざとなりたら残らずの活神 (いきがみ) 様、御総出ざぞ。九月の一日、ひつくのか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 95頁 より)

ひふみ神示〔新版〕 (Ten books) [ 岡本天明 ]

価格:8800円
(2024/8/26 08:59時点)
感想(12件)

 本帖は、昨日に投稿した第三帖と同じく、短い文章ですが、非常に内容が濃い文章です。「天 (あめ) は天の神、国は国の神が治 (し) らすのであるぞ」と書き出されています。何故に天は天、地 (国) は地の神が治めると、当然のことが書かれているのでしょうか?意味は当然のことが、当然のように出来ていないからだと投稿者:加藤は思います。当ブログで書いたか否かは記憶に無いのですが、皆さまも御存知と思われる、記紀に書かれた物語に「国譲り」があります。投稿者:加藤は「国譲り」と耳障りの良い言葉を使用していますが、この物語で行われたことは「強奪」だと感じています。これでは天界と地上界の秩序が乱れて当然です。そしてこの天界と地上界の秩序を乱す行いを計画したのは誰でしょう?神々の嘘に騙されて、天の岩戸から出てきた、偽の天照大神です。これでは、天は天の、地は地の神が納めれれるはずがありません。次に来る大峠が、何故に三千世界の全ての大峠なのかが、ここでも理解できる警鐘となる文章だと投稿者:加藤は思います。

 「地獄に住むもの地獄がよいのぞ、天国ざぞ」は、まったく別の教えです。地獄に住む者にとって、地獄は天国なのです。他者から見れば、辛く悲しいと見えても、それは価値観の相違でしかありません。弱肉強食の、強いものが弱いものから奪い取る世界が良いと思うものにとって、地獄は非常に住みやすいでしょう。皆さまは、既に諦めて、無感覚になっているかも知れませんが、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などで、この弱肉強食を謳歌しているものが、いかに多いかは、すでに御存知でしょう。

 文章の流れ的には、行ったり来たりしますが「秋の空のすがすがしさが、グレンと変るぞ」の解釈もして置きたいと思います。先ずここで言う秋ですが、秋分以降のこと (季節が十二ヶ月で一年という暦を、明治維新以降に導入し、季節は変化している) だと投稿者:加藤は思います。そしてグレンとは、百八十度引繰り返ることでしょう。投稿者:加藤はポール・シフトが起こるのではないかと感じています。何故ならば、本帖に「逆様はもう長うはつづかんぞ、無理通らぬ時世が来たぞ」とも書かれていて、その内容を全てつなぎ合わせると、書き出しの文章の警鐘が見えて来ると投稿者:加藤は思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。