第四巻 天つ巻 第二帖 (R6.8.25)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第四巻 天つ巻 第二帖です、お読み下さい。

第四巻 天つ巻

第二帖 (一〇九)

 これまでの改造は膏薬張りざから、すぐ元にかへるのぞ、今度は今までにない、文 (ふみ) にも口にも伝えてない改造ざから、臣民界のみでなく神界も引つくるめて改造するのざから、この方らでないと、そこらにござる守護神さまには分らんのぞ、九分九厘までは出来るなれど、ここといふところで、オジャンになるであろうがな、富や金 (きん) を返したばかりでは、今度の役に立たんぞ、戦ばかりでないぞ、天災ばかり出ないぞ、上も潰れるぞ、下も潰れるぞ、つぶす役は誰でも出来るが、つくりかためのいよいよのことは、神神様にも分りては居らんのざぞ、星の国、星の臣民今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが、星ではダメだぞ、神の御力でないと何も出来はせんぞ、八月三十一日、一二⦿。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 91頁−92頁 より)

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感想(12件)

 今回の帖は、古い日本語の意味からの説明が必要だと思います。「これまでの改造は膏薬張りざから、すぐ元にかへるのぞ」の文中に出てくる「膏薬張り」ですが、昔の日本の家や家財などは、紙や植物が多用されていましたので、破損しやすく、修繕も根本修繕ではなく、穴が開いた部分だけとか、ヒビ割れした部分だけとかの、その場しのぎの修理でした。それを「膏薬張り」と表現していたのです。ですので、今まで臣民が築いてきた物 (文明) は、その場その場で必要に迫られ築いた物で、言い換えれば「その時だけ良ければ、それで良い」となります。対して「今度は今までにない、文 (ふみ) にも口にも伝えてない改造ざから、臣民界のみでなく神界も引つくるめて改造するのざから、この方らでないと、そこらにござる守護神さまには分らんのぞ」と書かれています。続けて「富や金 (きん) を返したばかりでは、今度の役に立たんぞ、戦ばかりでないぞ、天災ばかり出ないぞ、上も潰れるぞ、下も潰れるぞ、つぶす役は誰でも出来るが、つくりかためのいよいよのことは、神神様にも分りては居らんのざぞ」とも書かれています。今度の大峠の内容は、文章でも、言葉でも伝えていない、臣民界=地上界、幽界、神界、三界全て (三千世界) の立替え、立て直しで、臣民による膏薬張りな改造ではなく、世の元の大神 (根元神、創造神) より、岩戸を開き、ミロクの世を創る役を命じられた、国祖である国常立大神の改造だと伝えている文章だと投稿者:加藤は思います。

 「星の国、星の臣民今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが、星ではダメだぞ、神の御力でないと何も出来はせんぞ」と締めくくられています。では星の国とは、どの国なのでしょうか。これは各国の国旗のことを言っていると思いますが、世界中に星を入れた国旗を使う国は多々あります。しかし「星の臣民今はえらい気張り様で、世界構うやうに申してゐるが」とその国の説明がありますので、米国と考えて良いでしょう。その他にも当てはまる国はあるのですが、米国の国旗に関して見れば、星の数が、他の国とは桁違いです。そして合衆国という名が示すように、星の国の集合国なのです。「星ではダメだぞ、神の御力でないと何も出来はせんぞ」の意味が、令和六年八月現在で、人類の殆どが、理解出来る状況に米国は追い詰められていると投稿者:加藤は感じます。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。