第三巻 富士 (普字) の巻 第二十四帖 (R6.8.14)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第三巻 富士 (普字) の巻 第二十四帖になります。お読み下さい。

第三巻 富士(普字)の巻

第二十四帖 (一〇四)

 富士 (二二) を目ざして攻め寄する、大船小船あめの船、赤鬼青鬼黒鬼や、おろち悪狐を先陣に、寄せ来る敵は空蔽ひ、海を埋めて忽ちに、天日暗くなりにけり、折しもあれや日の国に、一つの光現はれぬ、これこそ救ひの大神と、救ひ求むる人々の、目にうつれるは何事ぞ、攻め来る敵の大将の、大き光と呼応して、一度にドッと雨ふらす、火の雨何んぞたまるべき、まことの神はなきものか、これはたまらぬ兎も角も、生命あっての物種と、兜を脱がんとするものの、次から次にあらわれぬ、折しもあれや時ならぬ、大風起こり雨来り、大海原には竜巻や、やがて火の雨地震ひ、山は火をふきどよめきて、さしもの敵も悉く、この世の外にと失せにけり、風やみ雨も収まりて、山川静まり国土の、ところところに白衣 (しろきぬ) の、神のいぶきに甦る、御民の顔の白き色、岩戸ひらけぬしみじみと、大空仰ぎ神を拝み、地に跪 (ひざまづ) き御民らの目にすがすがし富士の山、富士は晴れたり日本晴れ、普字は晴れたり岩戸 (一八十) あけたり。八月の三十日、⦿の一二の⦿。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 85頁ー86頁 より)

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感想(12件)

 本帖は、七五調の歌として、大峠の過程を表現したものです。七五調の歌ですので、調子よく読めると思いますが、あくまで歌ですので、意味を捕まえていくのは難しいかと思います。ですので、ザックリですが、下記に七ッに区切って、現代語で歌の内容を記して置きますが、その内容が、全ての人に対して正解ということではありませんので、その所は御理解して下さい。日月神示は八通りに読めるからです。

1)神国 (日本) が、世界中から攻め込まれる。

2)神国に救いの神が現れたように見えて、その神は敵の大将である。

3)神国中に火の雨が降り、神も仏も無い状態になる。

4)我が生命が一番と、敵に降伏するもの次々に現れる。

5)そして、予想の出来ない天変地異が起こり、敵は世界の外に一掃される。

6)天変地異の後、神国中は神の息吹で再生され、蘇った御民 (身魂) が出現する。

7)蘇った御民が「岩戸が開いた」と大空を見上げると、日本晴れの富士が見える。

1〜4は、悪の御用を務める側と、光の臣民との戦を表現していて、5は、天変地異。それと6〜7が、ミロクの世が到来した時の様子と、三段階の内容だと投稿者:加藤は理解しています。現代語になったとしても、少々の解釈が必要だと思います。5の天変地異ですが、日月神示 富士 (普字) の巻 第十九帖に「人一人も生きてはおられんのざぞ」と書かれています。これは肉体的に一度、死に絶えると読み取れます。日月神示では、身魂の磨かれた臣民は「半霊半物質」となり、原子爆弾でも滅びない身となるとされています。「敵」とは外国の勢力ではなく、悪の御用を務めている「体主霊従」=「我れ善し」の勢力のことです。対して6の「蘇った御民」とは、身魂の磨けた臣民のことです。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。