第三巻 富士 (普字) の巻 第七帖 (R6.7.21)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第三巻 富士 (普字) の巻 第七帖になります。読んで下さい。

第三巻 富士(普字)の巻

第七帖 (八七)

 悪の世であるから悪の臣民世に出てござるぞ、善の世にグレンと引繰り返ると申すのは善の臣民の世になることぞ。今は悪が栄えてゐるのざが、この世では人間の世界が一番おくれてゐるのざぞ、草木 (くさき) はそれぞれに神のみことのまにまになってゐるぞ。一本の大根でも一粒の米でも何でも貴くなったであろが、一筋の糸でも光出て来たであろがな、臣民が本当のつとめしたなら、どんなに尊いか、今の臣民には見当とれまいがな、神が御礼申すほどに尊い仕事出来る身魂ぞ、殊に神の国の臣民みな、まことの光あらはしたなら、天地が輝いて悪の身魂は目あいて居れんことになるぞ。結構な血筋に生まれてゐながら、今の姿は何事ぞ、神はいつまでも待てんから、いつ気の毒出来るか知れんぞ。戦恐れてゐるが臣民の戦位、何が恐 (こわ) いのぞ、それより己の心に巣くうてる悪のみたまが恐いぞ。八月十六日、⦿のひつくのか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 72頁ー73頁 より)

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感想(12件)

 今回の帖の「悪の世であるから悪の臣民世に出てござるぞ」は、第六帖に書かれていた「今は善の神が善の力弱いから、善の臣民苦しんでいる」と言葉を変えて、同じことを伝えています。前にも書いたと思いますが、日月神示を読む (理解する) には、日月神示の文章の癖みたいなものを、先ずは知って置くことが大事になります。理解していたつもりの所も、言葉を変えて伝え直されると、理解 (神仕組) が進むことがあります。

 「この世では人間の世界が一番おくれてゐるのざぞ」この文章ですが、投稿者:加藤はとても気になります。本帖の内容とすれば、地球上の生き物の中で、人間界が一番おくれていると読めるのですが、オクレテイルという言葉使いが気になります。帖の解釈からは、脇道に逸れると思いますが、一二三、三四五、五六七、と日月神示では良く出て来ます、これは間違え無く、次元上昇を伝えているものと投稿者:加藤は理解しています。そう考えると「地球上の人間界がオクレテイル」のではなく「全宇宙の太陽系宇宙がオクレテイル」とも読み取れます。地球は、三次元物質世界に縛りつけられています。ですので、余計な争い事が起きますし、貧富の差が生じます。全員が平等だと言い出せば、そこに不平等が生まれます。それが三次元の世界だからです。三次元では物質がどうしても必要な世界です。本来、魂は成長する事意外に興味はありません。物質を必要としているのは身なのです。「体主霊従」から「霊主体従」に考え方を変えなければならない理由がここにあります。体を喜ばせて「ヨカッタ、ヨカッタ」は三次元世界だけの話なのです。

 ここから先の話は、カテゴリー「日月神示」ではなく、カテゴリー「探求小屋」の内容になってしまいますので、話を長くはしませんが、少々書かせてもらいます。投稿者:加藤の考えでは「悪神 (イシヤ) =ネガティブ宇宙生命体」で「神=ポジティブ宇宙生命体」と考えています。当ブログでは、はじめて出てくる言葉、ネガティブ宇宙生命体とポジティブ宇宙生命体ですが、簡単に説明すると、ポジティブ宇宙生命体は、地球と人類のアセンションを待っています。ポジティブ宇宙生命体の方々の力を持ってすれば、直ぐに地球と人類をアセンションさせられると思うのですが、あくまで地球と人類の自由意志によらなければならないと考えているようです。対してネガティブ宇宙生命体は、地球と人類のアセンションを妨げる活動をします。理由は、地球と人類がアセンションする事で、地球と人類をネガティブ宇宙生命体の自由に操ることが出来なくなるからです。いかがでしょうか?日月神示の神とイシヤの対立そのものに見えませんか?日月神示の神は「悪を抱き参らせよ」と伝えています。ポジティブ宇宙生命体は、一切の争いをこのみません、対してネガティブ宇宙生命体は、争いをこのみ、自分達より次元の低い種族を服従 (奴隷化と餌) させたいと常に考えています。少々恐い話ですが、我々人間も、田畑を耕したり、川を渡る車を引かせたり「牛」を奴隷として使います、そして死にそう (病) になる前に「餌」として喰っています。この方法は、ネガティブ宇宙生命体から教えられた手法でしょう。ですので、ポジティブ宇宙生命体側の、日月神示では動物を喰うことを「共食い」と伝えて、禁止しているだと投稿者:加藤は思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。