第三巻 富士 (普字) の巻 第二帖 (R6.7.10)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第三巻 富士 (普字) の巻 第二帖になります。読んで下さい。

第三巻 富士(普字)の巻

第二帖 (八二)

 か一の八に立ちて、一 (ひ) れ二 (ふ) りて祓ひて呉れよ、ひつくの神に事へている臣民、代る代るこの御役つとめて呉れよ。今は分かるまいなれど結構な御役ぞ。この神示 (ふで) 腹の中に入れて置いてくれと申すに、言ふ事きく臣民少ないが、今に後悔するのが、よく分りてゐるから神はくどう気つけて置くのぞ、読めば読むほど神徳あるぞ、どんな事でも分かる様にしてあるぞ、言ふこときかねば一度は種だけにして、根も葉も枯らして仕まうて、この世の大掃除せねばならんから、種のある内に気つけて居れど、気つかねば気の毒出来るぞ。今度の祭典 (まつり) 御苦労でありたぞ、神界では神々様大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ。此の大掃除一応やんだと安緒する。この時、富士 (二二) 鳴門がひっくり返るぞ、早やう改心して呉れよ。八月の十一日、⦿のひつくの⦿。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 67頁−68頁 より)

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 本帖は岡本天明と天明の同志 (因縁の身魂) に向けた神示です。そのような理由から、この帖だけを読んでも理解が出来ません。理解するためには、「岡本天明伝」という書籍と合わせて読まなければ、本来の意味をつかまえる事は出来ないと投稿者:加藤は思います。

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 その中でも、神の存在を垣間見る事が出来る部分を解釈してみたいと思います。「今度の祭典 (まつり) 御苦労でありたぞ、神界では神々様大変の御喜びぞ、雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ」と書かれています。本帖にはいくつもの神業のことが書かれていますが、江戸の仕組み (奥山、中山、一の宮開き) の日程が、奥山=八月八日 (立秋)、中山=九日、一の宮=十日に開かれました。岡本天明伝には、八月八日に関東地方に台風が接近し、暴風雨に見舞われたと記述があります。「雨の神、風の神殿ことに御喜びになりたぞ」とは、この暴風雨が物語っているとは思えませんか?日月神示 研究家の黒川柚月氏は、これこそ「雨の神」と「風の神」の喜びが地上界に顕現した証だと言っています。

 日月神示を理解するにあたり、投稿者:加藤は色々な文献を読み漁ります、そうして行くと鳥肌がたつ様なことに多々ぶつかるのです。絶対的な存在は、神という名で存在するのだと、思い知らされることが、いかに多い事かと投稿者:加藤は思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。