第二巻 下 (四百) つ巻 第三十三帖 (R6.6.26)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第二巻 下 (四百) つ巻 第三十三帖になります。読んで下さい。
第二巻 下 (四百) つ巻
第三十三帖 (七五)
親となり子となり夫婦となり、兄弟 (はらから) となりて、生き変わり死にかわりして御用に使ってゐるのぞ、臣民同志、世界の民、みな同胞 (はらから) と申すのは喩でないぞ、血がつながりてゐるまことの同胞ぞ、はらから喧嘩も時によりけりぞ、あまり分らぬと神も堪忍袋の緒切れるぞ、何んな事あるか知れんぞ、この道の信者は神が引き寄せると申せば役員ふところ手で居るが、そんなことでこの道開けると思ふか。一人が七人の人に知らせ、その七人が濟んだら、次の御用にかからすぞ、一聞いたら十知る人で無いと、この御用つとまらんぞ、うらおもて、よく気つけよ。因縁の身魂はどんなに苦しくとも勇んで出来る世の元からのお道ぞ。七人み知らしたら役員ぞ、神が命ずるのでない、自分から役員になるのぞと申してあろがな、役員は神のぢきぢきの使ひぞ、神柱ぞ。肉体男ならた魂 (たま) は女 (おみな) ぞ、この道十 (と) りに来る悪魔あるから気つけて置くぞ。八月の三日、ひつ九のか三。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 59頁−60頁 より)
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今回の帖「親となり子となり夫婦となり、兄弟 (はらから) となりて、生き変わり死にかわりして御用に使ってゐるのぞ、臣民同志、世界の民、みな同胞 (はらから) と申すのは喩でないぞ」と書き出しです。一寸、ややこしい言い回しでしょうか?投稿者:加藤なりに、現代的な言葉で伝えると「全ての人類が、輪廻転生により、何度も生まれ変わり、神の御用を務めているのです、全人類が兄弟であるとはたとえ話ではないですよ」となりますね、何処かの宗教団体のキャッチ・コピーみたいですが…
「はらから喧嘩も時によりけりぞ、あまり分らぬと神も堪忍袋の緒切れるぞ」全文に続き、全人類が「我れ善し」の「体主霊従」の考えで、戦争などの争いをしていると、神の堪忍袋の緒も切れるぞ、と伝えているのだと投稿者:加藤は読み解きます。
「一人が七人の人に知らせ」は、第十七帖で解釈したことと同じですので、読み返してみて下さい。「肉体男ならた魂 (たま) は女 (おみな) ぞ」の部分は、大本の知識が必要です。出口王仁三郎は「変性女子 (=男性女魂) 」と呼ばれ、出口直は反対で「変性男子 (=女体男魂) 」と呼ばれていました。またこの事を理解しようと思うと、伊邪那岐尊が独り神となった以降に、多くの神を産んだ、この事の知識も必要だと投稿者:加藤は思います。記紀の流れ (物語) の知識ではなく、もっと突っ込んだ内容の理解なのですが…
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。