第一巻 上つ巻 第三十一帖 (R6.4.14)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第一巻 上つ巻 第三十一帖になります。大切な帖になります。しっかりと読んで下さい。
第一巻 上つ巻
第三十一帖 (三一)
今度の御用は結構な御用ぞ、いくら金積んでも、因縁ない臣民にはさせんぞ。今に御用させて呉れと金持って来るが、一一神に聞いて始末せよ。汚れた金御用にならんから、一厘も受取ることならんぞ。汚れた金邪魔になるから、まことのもの集めるから、何も心配するなよ。心配気の毒ぞよ。何も神がするから慾出すなよ、あと暫くぞよ、日々に分かりて来るから、素直な臣民うれしうれし暮さすから。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 27頁ー28頁 より)
ひふみ神示〔新版〕 (Ten books) [ 岡本天明 ] 価格:8800円 |
本帖は我々の人生観に対して、帖全体が非常に大切な神示になると投稿者:加藤は思います。当ブログでは度々名前の出る、日月神示研究家の第一人者である中矢伸一氏が話ている実話と思われる話を、一ッ紹介したいと思います。話の内容は、雑誌の寄稿や動画配信サービスなどで知っている方もいるかと思いますが、もう一度しっかりと内容を考えてみて下さい。
ある会社の社長が日月神示を知り、日月神示の内容の素晴らしさに感動したそうです。そしてその社長は「自分も何か役に立ちたい」と思い、日月神示的人生 (生活) をするために、神棚を祀り、日月神示も毎日読み、自分の会社の社員にも勧め、もっとこの事業を拡大しつつ、日月神示の内容を実戦する事を決意しました。その結果、日月神示的人生 (生活) の前までは、極めて順調に右肩上がりだった会社の業績が、日月神示的人生 (生活) 以降になると、会社の業績が悪化し、その社長の会社は倒産したそうです。このような例は一ッ二ッではないと中矢伸一氏は語っています。
この中矢伸一氏の話は、今回の帖に書かれている「真の信仰と金の関係」が凝縮された話だと投稿者:加藤は思います。日月神示に出会い、決意し、実行に移した社長は素晴らしい人だと、日月神示を知る人は思うでしょう。しかしここに現代人 (人間) の誤解があると投稿者:加藤は考えます。会社を潰した社長は「日月神示の教えを会社経営に取り入れたら、業績は上がり、もっと日月神示を世に広める事が出来る」と思った事でしょう。そして、「目的」と「手段」を取り違えてしまったのです。「目的=業績向上=金儲け」で、「手段=日月神示」この取り違えは人間にとって、陥りやすい取り違えです。陥りやすいとは、全くの「無自覚」で事を進めるので、始末に負えません。この取り違えこそが「我良し」の「体主霊従」なのです。
「今度の御用は結構な御用ぞ、いくら金積んでも、因縁ない臣民にはさせんぞ」との書き出しです。日月神示を金儲けにつなげては駄目だということと、そのようにして集めた金を、どれだけ持っていても、そのような人間とは因縁が無いので、神の御用には使わない、ということだと投稿者:加藤は思います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。