第一巻 上つ巻 第六帖 (R6.1.30)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第一巻 上つ巻 第六帖になります。今回の帖は、なんとも気の重い内容の帖なのですが、避ける事も出来ないので…まぁ読んで下さい。
第一巻 上つ巻
第六帖 (六)
外国の飛行機が来るとさわいでゐるが、まだまだ花道ぞ、九、十となりたらボツボツはっきりするぞ。臣民は目のさきばかりより見えんから、可哀さうなから気をつけてゐるのに何してゐるのか。大切なことを忘れてゐるのに気がつかんか。この知らせをよく読みて呉れよ。十月まで待て。それまでは、このままで居れよ。六月十七日、ひつくのか三。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 12頁 より)
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今回の帖の書き出し「外国の飛行機が来るとさわいでゐるが」ですが、今回の神示が出された日付に注目して下さい。昭和十九年六月十七日です。この前日の昭和十九年六月十六日は、米国のB-29による九州北部の官営八幡製鉄所に向けた「八幡空襲」が起こっています。「まだまだ花道ぞ」とは、これから起こる、本土空襲を伝える言葉です。
日月神示では、九十とよく書かれる事があります。一種の当て字ですが、「こと」と読み解く事が多いですが「九、十となりたらボツボツはっきりするぞ」の九、十は時期を指していると投稿者:加藤は思います。何故ならば、昭和十九年の十月、十一月頃には、日本の戦争状況は悪化し、十月には、米機動隊の沖縄大空襲があり、十一月には本格的な「本土空襲」が開始され、二百以上の都市及び市町村が無差別に爆撃を受け、女・子供・老人を含む非戦闘員、七十万人以上の死傷者を出したのです。このような行為は文明国の行う事では無く、戦争国際法によって禁止されている事なのですが、米国 (トルーマン) は、戦争国際法などは完全無視をし、やりたい放題だったのです。その後のとどめの一手が、広島・長崎への原子爆弾の投下です。投稿者:加藤は、ここで、大東亜戦争の歴史を検証する気は無いですが、日月神示を読み進めるために、歴史背景はザックリとでも理解しておく事は必要かと思います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。