第八巻 磐戸の巻 第十四帖 (R5.12.19)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第八巻 磐戸の巻 第十四帖です。少々難解に感じると思いますが、読んで下さい。
第八巻 磐戸の巻
第十四帖 (二五〇)
生味 (しようみ) の、生き通しの神が、生味を見せてやらねばならんことに、何れはなるのざが、生神の生味ははげしいから、今の内に綺麗に洗濯しておけと申すのざ、皆にまつろひておけと申すのざ。可哀さうなは兵隊さんざぞ、神に祈りてやりて呉れよ。幽界 (がいこく) 人よ、日本の国にゐる幽界 (がいこく) 魂の守護人よ、愈よとなりて生神の総活動になりたら、死ぬことも生きることも出来ん苦しみに一時はなるのざから、神から見ればそなた達も子ざから早う神の下にかえりてくれよ、いよいよとなりて来たのざぞ、くどうきづけるぞ。一月十三日、⦿の一二のか三。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 209頁 より)
如何でしょうか、チョット難解ですよね。難解な理由は、現在や未来の事を書いているのでは無いので、理解が難しくなっていると、投稿者:加藤は思います。
この帖は、先の大戦 (大東亜戦争) の事が書かれていると思います。「可哀さうなは兵隊さんざぞ、神に祈りてやりて呉れよ」と書かれています。これは、先の大戦で若くして命を国に捧げて死に、その亡骸すら国に帰って来れない兵隊さんに対して、祈ってくれという意味だと思います。その時代背景を理解して読むと、さして難解な帖には思えなくなります。
過去の投稿て触れたと思う雛形論ですが、大元に起きた事は、日本に起り、日本に起きた事は、世界に起る。この雛形論を元に考えると、この帖は理解が進むと思います。尚、雛形論は、別カテゴリーの「探究小屋」で詳しく取り上げますので、楽しみにしていて下さい。
この帖の説明の最後に、「生味 (しようみ) の」という書き始めに付いて、説明します。日月神示では当字らしき漢字が多く出てきます。神様から見ると、当字では無く、正当な漢字なのかもしれませんが、我々臣民からすると、一寸ネェ〜という漢字があります。今回の生味ですが、正味と漢字を変換し直して読んだ方が、我々にはしっくりくると思います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。