西洋的 魂の成長 探求 (R5.11.22)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、「西洋的 魂の成長」です。西洋的とは言っても、地図上の事ではなくて、人種的な西洋と東洋なのです、もっと突っ込んだ言い方をすると、日本人と外国人と言った方が良いかも知れません。地図的な別け方をするならば、インド・ネパール・チベット・日本が、東洋思想の流れにあると云って良いでしょう。東洋思想の原点は、大乗仏教にあると云う考え方を基本にしていますが、この考え方に投稿者:加藤は異論があるのですが… この基本的な考え方を元にすると、この東洋思想が色濃く残っているのは、現在チベットだけとなってしまっているようです。インド・ネパールは、仏教発祥の地ではありますが、元々ヒンドゥー教だった地に、バラモン教が入り込んだ後に、今では土着信仰だったヒンドゥー教中心に戻ってしまっています。仏教発祥の地と云うだけで、大乗仏教の思想は無いと言って良いでしょう。次に、チベットの話ですが、先に日本の話をしましょう。日本には、インド・ネパールと同じく、土着信仰の、日本神道があります。後に日本にも仏教の流れが押し寄せて来るのですが、元々の日本神道は、初期仏教と考え方が似ていたので、さほど抵抗なく受け入れられました。初期仏教が小乗仏教的な考えであったなら、日本に仏教は定着しなかったでしょう。最後にチベットの話の前に、もう一度、岩戸閉めを復習しておきましょう。
一度目の岩戸閉め:伊邪那岐尊と伊邪那美命
伊邪那美命が、根の国へ行き、向かえに行った伊邪那岐尊が、根の国の出入り口を大岩で閉めた時。
二度目の岩戸閉め:天照大神と素戔嗚尊
高天原で暴れた、素戔嗚尊を恥て、天岩戸に天照大神が籠った時。
(天照大神は、思金神や天宇受売の嘘で、天岩戸から強引に出されたが、出て来た天照大神は偽物です、嘘には嘘で返されているのです。天照大神は未だ天岩戸の中に居られます)
三度目の岩戸閉め:素戔嗚尊を高天原から追放
天照大神が、天岩戸に籠った事の責任を全て着せられた素戔嗚尊が、高天原から追放された時。
四度目の岩戸閉め:神武天皇が人間界に
神武天皇が、完全に人間界で生きて行く事になった時。
五度目の岩戸閉め:仏教伝来
日本の国に、仏教が入り込んで来た時。
さてチベットの話ですが、上記に記したように、東洋思想の原点は、大乗仏教では無いと、投稿者:加藤は考えていますので、今現在、チベットだけに東洋思想が残っているとも思っていません。チベットは、大乗仏教思想の国だと言うだけです。投稿者:加藤は、元々人間は助け合わなければならない生き物だと考えています。その助け合いの心こそが、土着信仰の原点ではないでしょうか。ですので、結論的には東洋思想と云うもの自体が無く、各人種別に思想はあるのだと思います。
かなりウダウダと前置きの話を書きましたが、我々が思想を考えた時、日本以外の国の人々と、日本の国の人間では、大きな壁があると、投稿者:加藤は思います。我々日本人は「お天道様が見ている」とか「悪い事を続けると、来世で苦労する」とか言います。輪廻転生の考え方が根を下ろしているからです。では外国の人々はどうかというと、現生が全てとの考え方です。生まれ変わるって「お前はゾンビか」ってな考え方ですね。しかし、外国人には、外国人なりに「魂の成長」を考えている人もいる事は判明していますし、そのツールも在ったりします。そんなツールの説明や、ツールの意味などを、知っていて損にはならないと思うので、ボチボチと「西洋的 魂の成長」で探求して行こうと思います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。