混沌から光明へ 探求 ॐ40 (R7.10.10)

ॐ40

それが罠のひとつです

実際に高みに登れば登るほど そのたびに落ちかたもひどくなる

それが かの内なる山門を護る獅子たちなのです

これは自分の自我であると同時に宇宙についての認識構造でもある

欲望というクモの巣から自分自身を救いだそうとするときに起こることなのです

この救出は内なる葛藤なくしては起こりえません

これがタパスとよばれるものです

タパス 火による浄化

     もし人間が自分のあらゆる欲望にみずからを明け渡し、その手先になれば、

     当人のなかには何の内的葛藤も摩擦も火も存在しない。

     だがもし、具体的な目的を達成するために

     自分を妨害する欲望と戦うならば、そのとき彼は、

     みずからの内面世界を徐々に単一の全体へと変容する火を

     生みだすことになる———ウスペンスキー『奇跡を求めて』

* 本投稿の趣旨が解らないという方は、当ブログのカテゴリー「お知らせ」の「混沌から光明へ 投稿開始! (R7.6.13) を一読願います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。