五十黙示録 第一巻 扶桑之巻 第九帖 (R7.10.1)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、五十黙示録 第一巻 扶桑之巻 第九帖です、お読み下さい。
五十黙示録 第一巻
扶桑之巻 第九帖
ささげてむ和稲荒稲 (わしねあらしね) 横山のごと。五人あるぞ、中二人、外三人、この仕組天の仕組。一切と手をつながねばならん。人民のみで世界連邦をつくろうとしても、それは出来ない相談、片輪車と申してあろうが、目に見へぬ世界、目に見へぬ人民との、タテのつながりつけねばならん道理、人民同志の横糸だけでは織物にはならんぞ。天は火ぞ、地は水ぞ、火水組み組みて織りなされたものが、ニシキの御旗ぢや、ヒミツの経綸であるぞ。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 758頁ー759頁 より)
|
価格:8800円 |
本帖の冒頭も片歌です。和稲荒稲とは、「和稲」=籾 (もみ) を除去した米。「荒稲」=籾付きの米。ですので、御神饌 (しんせん) の米が神前に山のように沢山捧げられているという情景を述べている片歌となります。さて、本帖の解釈はしませんが、本帖に登場する「世界連邦」という言葉の説明をしておきたいと思います。日月神示に降ろされている神仕組の中には「世界連邦」というものはありません。未だ当ブログでは投稿していませんが、説明の前に先ず、日月神示 補巻 月の巻 第三十二帖を書き記しておきます。
世界連邦と申しているが、地上世界のみの連邦では、成就せん。片輪車で、いつまでたってもドンテンドンテンぢゃ。心して下されよ。何故に霊界、神界をひっくるめた三千世界連邦としないのか。要らぬ苦労はせぬものぢゃ。
ではこの「世界連邦」と日月神示の関係とは何なのでしょうか?これを知るには、大本のことを理解しないと答えを見つけることは出来ないと投稿者:加藤は考えています。大本では大東亜戦争前の1929年から、「世界連邦」を創設するという壮大な構想を打ち立て、活動をしていました。実際、1950年10月14日に、大本発祥地の京都府綾部市が「世界連邦都市宣言第一号」となっています。
日月神示の補巻の文章に戻りましょう。「地上世界のみの連邦では、成就せん」=「人民のみで世界連邦をつくろうとしても、それは出来ない相談、片輪車と申してあろうが」と本帖にも書かれていて、マァ神様からは「世界連邦」を「バッサリ」と切り捨てられています。では何故に「成就しない」のかと書いて行きたいのですが… そこは皆さまで考えてみてください。投稿者:加藤としては書きたくてウズウズしているのですがネェ…
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。