混沌から光明へ 探求 ॐ21 (R7.8.28)

ॐ21

さて 父親がわたしに言います

「いつ、インドに帰るのかね?」

「グルが帰れと言えば帰るよ。二年ぐらい先だろうな」

すると父親が言うには

「おまえはその人の言うことなら何でもやるのか?自分自身の心ってものをもっとランのか?

おまえにこの会社でいい職をやるから、自分ひとりで意思決定をする権限を

たっぷりと味わってみたらどうかね……」

今日は何をしたい マーティ?

知らないよ

きみは何をしたい?

以前 数日ロンドンにいたときのことです

心理学の学会があってさんざんな目をみたコペンハーゲンから逃げだしてきていたんです

そのロンドンで ティムとビル・バロウズとわたしは なんやかんやでとにかくハイになって街を闊歩しながら

公園から喫茶店 喫茶店から公園と何日もつぶしていました

そして交差点にぶつかるたびにだれかが言うのです「さあてと、この道はわたるべきかな?」

さあ わたしたちはそこに突っ立ったまま だれもそんなことを気にしようともしない

なぜなら わたしたちはみんなその瞬間に満足しきっていたからです

そのロンドンの街角で わたしたちはみんな ただもう

本当に 本当に ハイだったんです

* 本投稿の趣旨が解らないという方は、当ブログのカテゴリー「お知らせ」の「混沌から光明へ 投稿開始! (R7.6.13) を一読願います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。