第四巻 天つ巻 第四帖 (R5.7.18)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回の御題は、第四巻 天つ巻 第四帖です。少々難解な帖ですが、行ってみましょう。先ず読んでみて下さい。

第四巻 天つ巻

第四帖 (一一一)

 この方は元の肉体のままに生き通しであるから、天明にも見せなんだのざぞ、あちこちに臣民の肉体かりて予言する神が沢山出てゐるなれど、九分九厘は分りて居れども、とどめの最后は分らんから、この方に従ひて御用せよと申してゐるのぞ。砂糖にたかる蟻となるなよ。百人千人の改心なれば、どんなにでも出来るなれど、今度は世界中、神神様も畜生も悪魔も餓鬼も外道も三千世界の大洗濯ざから、そんなチヨロコイ事ではないのざぞ。ぶち壊し出来ても建直し分かるまいがな。火と水で岩戸開くぞ、知恵や学でやると、グレンと引繰り返ると申しておいたが、さう伝へば知恵や学は要らんと臣民早合点するが知恵や学も要るのざぞ。悪も御役であるぞ、この道理よく腹に入れて下されよ。天の神様地に御降りなされて、今度の大層な岩戸開きの指図なされるのざぞ、国々の神神様、うぶすな様、力ある神神様にも御苦労になっているのざぞ。天照皇太神宮様初め神神様、あつくまつりて呉れと申してきかしてあろうがな、神も仏もキリストも元は一つぞよ。八月三十一日、ひつ九の⦿。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 93頁 より)

 一寸解らないですよね、大丈夫です。ボチボチと理解して行きましょう。「この方は元の肉体のままに生き通しであるから」この帖の書き出しですが、「この方」って誰?ですよね。ここは天皇陛下と読んで良いでしょう。日月神示では、天皇陛下の呼び方が色々と出て来ますが、「この方」も天皇陛下で良いと思います。別カテゴリーで天皇家の問題を取上げるか否かは検討中ですが、色々あっても大神様が、その事を不問にしている以上は、これで良いのでしょう。この帖にも「悪も御役であるぞ」書かれている事ですし、(現在の天皇家が悪という意味では無いです)この世の悪も大神様の仕組みの内なので、我々臣民がガタガタ物言う事では無いでしょう。

 今回の投稿で話したい所は「今度は世界中、神神様も畜生も悪魔も餓鬼も外道も三千世界の大洗濯ざから」の部分です。聞きなれない言葉だと思いますが「三千世界」の説明を、出来るだけ早い時期にして置きたかったので、今回の少々難解な帖を御題にしました。日月神示には、この「三千世界」という言葉がやたらと出て来ます。何故ならば、日月神示とは、神界(霊界)・幽界・現界=「三千世界」の建替え(破壊)と立直し(再生)を行う大神様の計画書だからなんです。「三千世界」とは元々、仏教用語なので、ネットで調べると、これまた難解極まりない説明しか出て来ません。日月神示では、我々臣民に対して、さほど難解な事は求めていないと、投稿者:加藤は考えています。神界(霊界)・幽界・現界を細かく説明しようとすれば、当然ですが難解になります。しかし、神界(霊界)=神神様の世界、幽界=死後の世界(身魂の魂が存在する世界)、現界=この世と考えておいて大丈夫です。何時もう少し深く投稿者:加藤が私なりに説明します、神界(霊界)・幽界・現界の各界は、三ッの界に別れていて、この九ッになった界がまた別れてという事などですが、今理解はしなくて大丈夫です、ふ~~ん、そんなもんかぁ~~と思って置いてもらえれば良いと思います。また、霊界=一二三=七次元界、幽界=三四五=五次元界、現界=五六七=三次元界、等々を説明すると、さらに難解にならざるおえないのでこれも、ふ~~ん、程度で良いと思います。

 「神神様も畜生も悪魔も餓鬼も外道も」と書いてあります。事は先ず霊界で起こります、そして同じ事が現界へと出て来るのです。なので、預言を預けて下さる神神様に言わせれば「マルっとおみとうしだ(笑)」な訳なのです。何故ならば、一度霊界で戦いを経験済みだからです。日月神示では、霊界側の準備は済んだと云う意味の言葉がよく出て来ます。後は現界にいる我々臣民の準備なのですが、身魂が穢れ切ってしまった臣民が多いので、最後の戦いを生き残れない(身魂の身では無く、魂が)事が神神様は切なくて、一人でも多くの臣民が身魂を磨けるまで、大神様に大洗濯を待って下さいと伝えていると云う事だそうです。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。