混沌から光明へ 探求 ॐ15 (R7.8.12)
ॐ15
わたしが話しているこの 旅 (トリップ) は
まるごとそっくりパラドックスのかたまりです
そして そのなかでもいちばん絶妙なパラドックスは
あなたがすべてをあきらめたとたんに
すべてを手にすることができるというものです
これはどうでしょう?
力を欲しがっているかぎり
あなたはそれを手に入れることができない
力を求めなくなったその瞬間
夢にも見たことのないような力が転がりこんでくる
なんということでしょう!
自我をもっているかぎり
限られた旅しかできない
あなたは六〇年? 七〇年? 八〇年? つづく ケチな旅をしている
それも その終焉を恐れて
引きのばせるだけ引きのばそうとしている
さて もし 「わたし」 が喋っているのではなく
「わたし」 が 「わたし」 だと思っていたようなものでないとしたら
「わたし」 はどうやってこの
「わたし」 はだれかという問いに入りこんだりしたのでしょう?
だって わたしが 「わたし」 がだれかを知っていて初めて
「わたし」 に何が可能かがわかるのですから
* 本投稿の趣旨が解らないという方は、当ブログのカテゴリー「お知らせ」の「混沌から光明へ 投稿開始! (R7.6.13) を一読願います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。