第三巻 富士(普字)の巻 第十二帖 (R5.6.13)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。本日の御題は、第三巻 普字の巻 第十二帖です。短い帖ですので、パッと読んでしまって下さい。

第三巻 富士(普字)の巻

第十二帖 (九二)

 御土は神の肉体ぞ。臣民の肉体もお土から出来てゐるのぞ、この事分りたら、お土の尊いことよく分るであろうがな。これからいよいよ厳しくなるぞ、よく世の中の動き見れば分るであろうが、汚れた臣民あがれぬ神の国に上がってゐるではないか。いよいよとなりたら神が臣民にうつりて手柄さすなれど、今では軽石のような臣民ばかりで神かかれんぞ。早う神の申すこと、よくきいて生れ赤子の心になりて神の入れものになりて呉れよ。一人改心すれば千人助かるのぞ、今度は千人力与えるぞ、何もかも悪の仕組は分りているぞ、いくらでも改めて来てござれ、神には世の本からの神の仕組してあるぞ、学や智恵でまだ神にかなふと思ふてか、神にはかなはんぞ。八月の二十一日、⦿のひつ九のか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 75頁ー76頁 より)

 今回の帖に対する話に入る前に、もし可能でしたら過去投稿の (R5.4.4) と (R5.5.23) を今一度確認していただけると良いかと思います。又、前々回投稿 (R5.5.30) の最後に、投稿者:加藤は「そんな地上にタバコの吸い殻をポイ捨てする事など、デキナイ、デキナイ。」と書きましたが、今回の御題を読んでいただければ、その意味がより良く理解してもらえると思います。

 さて、本題に入ります。「何もかも悪の仕組は分りているぞ、いくらでも改めて来てござれ」ですが、*「改めて⇒攻めて」という意味だと思うのですが、投稿者:加藤の調べでは、太陽出版の誤字では無いようです。しかし、ここは「攻めて」と読むべきでしょう。又、「よく世の中の動き見れば分るであろうが」と「汚れた臣民あがれぬ神の国に上がってゐるではないか」などを総合的に読むと、今の時代にイシヤの計画が進んでいて、イシヤの手先が日本の中にも存在している事に、日本の臣民は早く気付いて、神の国を守ってくれよと言っているように読めます。「早う神の申すこと、よくきいて生れ赤子の心になりて神の入れものになりて呉れよ」と書いてありますので、身魂を磨いて、神がかかれる臣民にならなければならないという事でしょう。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。