第一一巻 松の巻 第二十九帖 (R7.7.6)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第一一巻 松の巻 第二十九帖です、お読み下さい。

第一一巻 松の巻

第二十九帖 (三二〇)

 豊受の大神様お山の富士に祀り、箸供へてお下げした箸、皆に分けやれよ。饌 (け) に難儀せん様守り下さるぞ。仕組少し早よなったから、かねてみしてあった事八月八日から始め呉れよ。火 (ひ) と水 (み) に気付けよ。おろがめよ。キの御用大切ぞ。ケの御用大切ぞ。クの御用大切ぞ。神は気引いた上にも気引くから、とことんためすから、そのつもりで、お陰落さん様にせよ。二十五柱役員ぞ。慢心すればかへ身魂使ふぞ。この巻松の巻。七月十九日、あめのひつぐのかみ。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 268頁 より)

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 本帖は、日月神示 第一一巻 松の巻の最終帖となります。次回の投稿からは、日月神示の第一部 (基本十二巻) の最終巻である夜明 (四あ) けの巻に突入します。さて、本帖で鍵となる部分を三ッに分けて解釈して行きたいと思います。まず一ッ目は「豊受の大神様お山の富士に祀り、箸供へてお下げした箸、皆に分けやれよ。饌 (け) に難儀せん様守り下さるぞ」です。豊受の大神様とは、一般的に「食物・穀物を司る神」とされていて、大東亜戦争終終戦時の昭和二十年は天候不順で、米が大凶作でした。日本国では「来年は一千万人の餓死者が出る」と噂が出る程だったとそうです。そんな中でも、岡本天明達に神業が続けられるように、神から、食事に困らないようにするための「指示文」だと投稿者:加藤は思います。

 二ッ目は「仕組少し早よなったから」です。日月神示で、神の仕組に触れている文章で「早くなった」という言葉は、ここだけです。他の文章では「遅し早しはある」とか「神は待てるだけ待っている」というような記述ばかりで、全体的には仕組が遅れがちであることを示唆している記述ばかりです。では何をもって「早く」なったのかですが、地上界において「戦争終結へ向けた動きが、急激に進展したため」だと投稿者:加藤は考えています。

 最後の三ッ目は「慢心すればかへ身魂使ふぞ」です。松の巻の最後の言葉に相応しい、トドメの一言だと、投稿者:加藤は感じます。自分が気付かない「慢心の心」投稿者:加藤を含め、皆さまも、胸に手を当てて「自分の心の中に、慢心の心が無か?」を問い直してもらいたいと投稿者:加藤は思います。日々の生活の中で、色々な人々と接して感じることは、この「慢心」を気付かずに、心に抱いている人々が多いことです。そして厄介なことに、本人には、全く自覚が無い… 謙虚になり過ぎる必要もないのですが…

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。