第廿三巻 ウミの巻 第四帖 (R5.6.6)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。本日の御題は、第廿三巻 ウミの巻 第四帖です。短い帖ですが、少々難解です(笑)、先ずは読んでみて下さい。

第廿三巻 ウミの巻

第四帖 (四九六)

 出てきてから又同じ様なこと繰り返すぞ、今度は魂抜けてゐるからグニャグニャぞ、グニャグニャ細工しか出来んぞ、それに迷ふでないぞ。神示が肚に入って血になると、何が起って来ても結構であるが、始の内は、ちょっとの事で迷の雲が出て悪のとりコとなって苦しむぞ、悪はないのであるが、無い悪を人民の心から生むのざぞ、悪のとりことなって苦しむが見へてゐるから、苦も結構なれどいらん苦はいらんぞ、神示よく読んで苦を楽とせよ、楽は喜びぞ、苦のハタラキが楽ぞ、楽は喜びぞ、光ぞ、神人共のまつりぞ、楽で岩戸開けるぞ、苦しんで開く岩戸は誠の岩戸でないぞ。八月十四日、ひつくのかミ。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 548頁 より)

 過去ブログ (R5.4.11) にて、GHQ の問題をサラリとふれました。日本は先の大戦後に米国の主導で偽物の自由奔放を謳歌する国となり果てました。それにより、日本精神は徐々に骨抜きにされて行く事になり、現在に至ります。話は少々脱線しますが、2020年7月30日に惜しくも帰幽されました、台湾の李登輝総統が話ていた事で、先の大戦の後に台湾は放って置かれたので、台湾には今なお日本精神が生きている。しかし、今の日本の若者は見るに耐えない。日本の若者達には一日でも早く日本精神を取り戻していただきたい。と生前に話ていた事が、投稿者:加藤は忘れる事が出来ません。この悲しい現実は、日本国内に居ては良く見えないのかもしれないが、一日でも早く問題に気付かなければ取り返しのつかない事になると、投稿者:加藤は思います。

 さて、話を今回の御題に戻しましょう。過去ブログ (R5.3.3) で、かるくふれた言葉、雛形論です。今回の帖の書き始め「出てきてから又同じ様なこと繰り返すぞ」の「出てきてから」は、「先の大戦後」、もしくは「復興後」の雛形だと読取る事が出来ます。ですので、「先の大戦後に又同じ様なこと繰り返すぞ」もしくは「復興後に又同じ様なこと繰り返すぞ」と書かれているのです。日本国だけでなく、地球規模で可笑しな事が次々と起こっています。日本には言霊という言葉がありますので、文字にしたくないのですが「第三次世界大戦」が来る事を意識しなければならない次期が近づいているのでしょう。

 「悪はないのであるが」ですが、悪は無いとハッキリ書いてあります。これは悪も神の御用という意味だと思いますが、「無い悪を人民の心から生むのざぞ、悪のとりことなって苦しむが見へてゐるから」と続きます。ここの「悪のとりこ」は「悪神のとりこ」と読むと理解しやすいと思います。「神示が肚に入って血になると、何が起って来ても結構であるが」と書いてあります。神示が肚に納まっていれば、迷いも無く悪神も入り込めないという意味でしょう。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。