第一一巻 松の巻 第十四帖 (R7.6.10)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第一一巻 松の巻 第十四帖です、お読み下さい。

第一一巻 松の巻

第十四帖 (三〇五)

 裏切る者沢山出てくるぞ、富士と鳴戸の仕組、諏訪 (スワ) マアカタの仕組。ハルナ、カイの御用なされよ。悪の総大将よ。早よ改心なされ、悪の神々よ。早よ改心結構であるぞ。いくら焦りてあがいても神国の仕組は判りはせんぞ。悪とは申せ大将になる身魂、改心すれば、今度は何時迄も結構になるのぞ。日本の臣民人民皆思ひ違ふと、くどう知らしてあろが。まだ我捨てぬが、水でも掃除するぞ。六月二十九日、あめのひつぐのかみ神示。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 260頁ー261頁 より)

ひふみ神示/岡本天明【3000円以上送料無料】

価格:8800円
(2025/6/9 08:45時点)
感想(0件)

 本帖の書き出しは「裏切る者沢山出てくるぞ」と、非常に物騒な言葉ではじまります。しかし、この言葉だけでは何のことかサッパリ判らないと思います。黒川 柚月氏の著書「岡本天明伝」によると、岡本天明達の神業組織である「天之日津久神奉賛会」に、当時の「特高」が会員になりすまし、スパイ活動のために潜入していたと書かれています。特高=警察組織の悪事を書き出したらキリがないので、本帖書き出しの解釈は此処までとし、後は皆さま方のお考えに任せます。

 「悪の総大将よ。早よ改心なされ、悪の神々よ。早よ改心結構であるぞ。いくら焦りてあがいても神国の仕組は判りはせんぞ。悪とは申せ大将になる身魂、改心すれば、今度は何時迄も結構になるのぞ」ですが、日月神示でよく書かれている「悪の総大将=悪の三大将」とは、「八岐大蛇」「金毛九尾狐」「邪気」のことです。では何故「悪の大将」に改心を迫っているのか?ということですが、この説明には個々の総大将がどのような「悪」なのかを知る必要が出てくるのですが、一ッ一ッ説明すると、かなりの長文になりますので、割愛するとして、少々馴染みがない「邪気」ですが、これは解り安く説明すると「般若」です。般若とは元々は人間で、恨みが限界を超えたことにより生み出された邪気です。彼らは神仕組の中で「悪の御用」を受け持っている者達ですので、ミロクの世に向かうにあたり、悪の役割は済んでいるので、早く改心して、元の正神に戻るようにと促している文章だと投稿者:加藤は思います。

 「日本の臣民人民皆思ひ違ふと、くどう知らしてあろが。まだ我捨てぬが、水でも掃除するぞ」ですが、この文章は、当ブログをご愛顧くださる皆さまには説明の必要はないと思います。最後の「水でも掃除するぞ」の部分は、本帖が降ろされた時代背景で考えるならば、大東亜戦争の惨劇であった原爆投下という建替えは「火での掃除」でしたので、次の大峠による建替えは「水での掃除」という意味だと投稿者:加藤は考えます。なんてったって火 (か) と水 (み) ですので…

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。