第十巻 水の巻 第十帖 (R7.5.6)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第十巻 水の巻 第十帖です、お読み下さい。
第一〇巻 水の巻
第十帖 (二八四)
五大洲引繰り返って居ることまだ判らぬか。肝腎要 (かんじんかなめ) の事ざぞ。七大洲となるぞ。八大洲となるぞ。今の臣民に判る様に申すならば御三体の大神様とは、天之御中主神様、高皇産霊神様、神皇産霊神様、伊邪那岐神様、伊邪那美神様、つきさかきむかつひめの神様で御座るぞ。雨の神とはあめのみくまりの神、くにのみくまりの神、風の神とはしなどひこの神、しなどひめの神、岩の神とはいわなかひめのかみ、いわとわけの神、荒の神とは大雷のをの神、わきいかづちおの神、地震の神とは武甕槌 (たけみかづち) 神、経津主 (ふつぬし) 神々様の御事で御座るぞ。木の神とは木花開耶姫 (このはなさくやひめの) 神、金 (かね) の神とは金かつかねの神、火の神とはわかひめきみの神、ひのでの神とは彦火々出見 (ひこほほでみ) 神、竜宮の乙姫殿とは玉依姫 (たまよりひめ) の神様のおん事で御座るぞ。此の方の事何れ判りて来るぞ。今はまだ知らしてならん事ぞ。知らす時節近づいたぞ。六月十一日、みづの一二⦿。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 244頁ー245頁 より)
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日月神示全体に言えることではあるのですが、本帖の書き出しの文章は想像力を発揮して解釈してもらうか、色々な文献を調べて納得してもらうしかない、という文章です。投稿者:加藤も、この書き出しの文章の意味は「こうなのでは?」と思う意見を何種類も持っています。問題は「何種類も」なのです。正直にいえば「判らない (判断できない) 」です。
「今の臣民に判る様に申すならば」以降の文章は、御神名の解説文章になります。ただし、注意しなければならないことは、臣民にわかる=我々が知っている神々だということですので、「この神」だとは断定できなく、「このような神」だという意味でとらえるしかないと投稿者:加藤は思います。
さて、本帖の説明はこれで終わり、では「オイ投稿者、何なんだヨ!」と言われそうですので、書き出しの部分に戻り、少々説明します。日月神示ではよく「上下逆転している」とか「逆様ぞ」という言葉が出てきます。ですので本帖の「五大洲引繰り返って居る」も、地球自体が南北逆様だといっているのだと投稿者:加藤は思います。五大洲、七大洲、八大洲の意味ですが、これは色々な区分の解釈があり、概要としては世界を地理学的に分けた州の区分のことをいい、大陸と周辺地域 (島) を含めて一ッの州と呼びます。ここで、この文章の意味を探るための、一ッの手掛かりを提示しておきます。日月神示 第二巻 下 (四百) つ巻 第十三帖の一部を抜粋します。「いよいよ世の終わりが来たから役員気つけて呉れよ。神代近づいてうれしいぞよ。日本は別として世界七つに分けるぞ」と「逆立ちして歩くこと、なかなか上手になりたれど、そんなこと長う続かんぞ。あたま下で手で歩くのは苦しかろうがな、上にゐては足も苦しかろうがな、これでよく分るであろう、足はやはり下の方が気楽ぞ、あたま上でないと逆さに見えて苦しくて逆様ばかりうつるぞ、この道理分りたか」です、先ず一ッ目ですが、日本を別にして、世界七ッですので、日本を入れて数えると「八大洲」となります。次の方ですが、物理的に「上下逆様」だと、ここでも書かれています。できましたら、もう一度過去の投稿 (R6.5.26) を読んでみて下さい。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。