第九巻 キの巻 第九帖 (R7.4.7)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第九巻 キの巻 第九帖です、お読み下さい。

第九巻 キの巻

第九帖 (二六六)

 悪いこと待つは悪魔ぞ、何時建替、大峠が来るかと待つ心は悪魔に使はれてゐるのざぞ。この神示世界中に知らすのざ、今迄は大目に見てゐたが、もう待たれんから見直し聞き直しないぞ、神の規則通りにビシビシと出て来るぞ、世界一平に泥の海であったのを、つくりかためたのは国常立尊であるぞ、親様を泥の海にお住まひ申さすはもったいないぞ、それで天におのぼりなされたのぞ。岩の神、荒の神、雨の神、風の神、地震の神殿、この神々様、御手伝ひでこの世のかため致したのであるぞ、元からの竜体持たれた荒神様でないと今度の御用は出来んのざぞ、世界つくり固めてから臣民つくりたのであるぞ、何も知らずに上に登りて、神を見おろしてゐる様で、何でこの世が治まるものぞ。天と地の御恩といふことが神の国の守護神に判りて居らんから難儀なことが、愈々どうにもならん事になるのぞ、バタバタとなるのぞ。臣民生れおちたらウブの御水を火で暖めてウブ湯をあびせてもらふであろが、其の御水はお土から頂くのざぞ、たき火ともしは皆日の大神様から頂くのざぞ、御水と御火と御土でこの世の生きあるもの生きてゐるのざぞ、そんなこと位誰でも知ってゐると申すであろが其の御恩と云ふ事知るまいがな、一厘の所分かるまいがな。守護神も曇りてゐるから神々様にも早うこの神示読んで聞かせてやれよ、世間話に花咲かす様では誠の役員とは云はれんぞ、桜に花咲かせよ。せわしくさしてゐるのざぞ、せわしいのは神の恵ざぞ、今の世にせわしくなかったら臣民くさって了ふぞ、せわしく働けよ、三月十一日、ひつぐの神。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 226頁ー227頁 より)

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 本帖は、少々長い文章で、書き出しから非常に大切なことから書き始められています。「悪いこと待つは悪魔ぞ、何時建替、大峠が来るかと待つ心は悪魔に使はれてゐるのざぞ」文章的には難しい日本語ではないのですが、サラリと読み流しては駄目な文章だと投稿者:加藤は思います。皆さまも心当たりがあると思いますが「大峠」の時期は何時なのかを考えた (心待ち) にしたことはないでしょうか?言葉を変えて言うならば、大峠の時期に興味を持ったことはないでしょうか?日月神示の研究をしている人々の中でも、世界の大予言者達の予言や、マヤ暦の終末論、聖書の終末論等々と合わせて勝手な解釈をしている人も見受けられます。世界の大予言者の言葉や、マヤ暦、聖書に書かれていることなども、日月神示の理解を深めるためには研究することはよいと思いますが、悪魔に使われる身魂になることは避けなければならないと投稿者:加藤は思います。

 「この神示世界中に知らすのざ」と書かれていますが、この言葉はそのまま受け取っては駄目です。この言葉だけ読むと、日月神示を翻訳して、世界中の人々に知らせると受け取れますが、まず日月神示を翻訳することは不可能です。投稿者;加藤は、過去の人生の仕事柄、いくつかの国の言葉を操りますが、日月神示を翻訳することは不可能だと思いますし、翻訳して外国人に読ませたとしても、誤解しか生まないと思います。日月神示 第一巻 上つ巻 第二帖に書かれていた「外国にいる⦿の子」に神が直々に、何らかの方法で知らせると考えた方がよいと投稿者:加藤は思います。

 「世界一平に泥の海であったのを、つくりかためたのは国常立尊であるぞ」と書かれています。ここにきてはじめて、泥の海だった世界を修理固成 (つくりかため) たのは、国常立尊 (大神) だと書かれています。国常立大神を「国祖様」だという意味は、これで理解できたと思います。

 本帖は、まだまだ奥が深い帖になりますが、投稿者:加藤の投稿は、五分、長くても十分で読めるということを心掛けています、何故ならば、投稿文を読んだ後に、皆さまに考える時間を設けてもらいたいからです。ですので、本帖のここより深い解釈は、探求小屋の方へ譲りたいと思います。最後に「守護神も曇りてゐるから神々様にも早うこの神示読んで聞かせてやれよ」と書かれています。これは極々簡単にいうならば、日月神示は、声に出し (音読) しなさいという意味です。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。