第七巻 日の出の巻 第二十二帖 (R7.3.23)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第七巻 日の出の巻 第二十二帖です、お読み下さい。
第七巻 日の出の巻
第二十二帖 (二三五)
左は火ぞ、右は水ざぞ、⦿ の神と記号 *1 の神ぞ、日の神と月の神ざぞ、日の神許り拝んで月の神忘れてはならんぞ、人に直接 (じきじき) 恵み下さるのは記号 *1 の神、月神ぞ、ぢゃと申して日の神疎 (おろそか) にするでないぞ、水は身を護る神ざぞ、火は魂護る神ざぞ、火と水とで組み組みて人ぞ、身は水で出来てゐるぞ、火の魂入れてあるのざぞ、国土も同様ぞ。記号 *1 海の御用大切ざぞ。十二月二十八日、ひつ九のか三。
*1 中心から時計回りの、渦巻き記号。
* 引用文献に誤植がありましたので、修正して投稿しています。誤:水は身を護る神さぞ、正:水は身を護る神ざぞ。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 192頁 より)
|
価格:8800円 |
本帖の文章を、日月神示から抜き出して、読んだとしても、抽象的な文章で理解出来ないと投稿者:加藤は思いますが、当ブログをご愛顧くださる皆さまには、さほど難しい内容ではないと思います。本帖の内容は、日月神示で、あの手この手を使い、言葉を変えて繰り返し説明されている「相対二元論」のことが書かれていると理解できると思います。投稿者:加藤もその時々で説明を投稿していますが、あらためて、解説しておきたいと思います。
「左は火ぞ、右は水ざぞ、⦿ の神と記号 *1 の神ぞ」から書き出されています。神仕組が「陰と陽」を基本にしている「相対二元論」だということを頭に置いて、本帖の内容を解釈して行きましょう。
◎ 左 → 火 → ⦿ の神 → 日の神 → 魂護る神 (陽、男性原理= • )
◎ 右 → 水 → 記号 *1 の神 → 月の神 → 身護る神 (陰、女性原理=〇 )
「火と水とで組み組みて人ぞ」とは、今までに日月神示に書かれていた「相対二元論」をもとに考えると、「人」とは「「火と水」=「日と月」=「身と魂」=「陰と陽」=「男性原理と女性原理」=「 • と 〇 」=「 ⦿ 」となり、「人とは神」に終着します。これが「神人一体」の考え方だと投稿者:加藤は思います。そして「身は水で出来てゐるぞ、火の魂入れてあるのざぞ、国土も同様ぞ」との文章につながっているのだと思います。
前後がアベコベになりますが「日の神許り拝んで月の神忘れてはならんぞ」は、相対二元論の考えのもとに、どちらかに偏ってはならないとの重要な言葉です。現在の神社神道にしろ、当時の国家神道にしろ、アマテラス=日の神を唯一最高神とする考え方に警鐘を鳴らしている言葉だと投稿者:加藤は思います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。