第七巻 日の出の巻 第十八帖 (R7.3.12)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第七巻 日の出の巻 第十八帖です、お読み下さい。
第十八帖 (二三一)
富士の御用は奥山に祀り呉れよ、カイの御用も続け呉れよ、江戸一の宮作りて呉れよ、道場も同じぞ、記号 *1 海の御用とは記号 *1 海の鳴門 (なると) と記号 *1 の諏訪と記号 *1 のマアカタと三所へ祀りて呉れよ。その前の御用、言葉で知らした事済みたぞ、記号 *1 海マアカタとは印旛ぞ。十柱とは火の神、木の神、金の神、日出之神、竜宮の乙姫、雨の神、風の神、地震の神、荒の神、岩の神であるぞ。辛酉の日に祀りて呉れよ。暫く御神示出ないぞ。皆の者早く今迄の神示肚に入れて呉れよ、神せけるぞ。神示読めば神示出て来るぞ。神祀り早く済せて呉れよ。十二月二十一日朝、一二のか三。
記号 *1 中心から時計回りの渦巻き。
* 引用文献に誤植がありましたので、修正して投稿しています。誤:印幡ぞ 正:印旛ぞ
(太陽出版 新版 ひふみ神示 187頁ー188頁 より)
価格:8800円 |
本帖は日月神示を探求している人々の中でも、解釈が異なる帖で、その探求者の中で、多くの探求者が無かった帖として、見て見ぬふりをしてしまう帖でもあります。先ず言葉として「マアカタ」を説明しておくと「マアカタとは印旛ぞ」と書かれていますので、千葉県印旛沼の麻賀多神社のことと推測されます。(麻という漢字は「アマ」と読みます) さて本題に戻りますが、日月神示研究 (解説) 者の中矢伸一氏が面白い試みを行っているので、紹介しておきたいと思います。
§ 岡本天明達の神業まとめ (日月神示発祥 〜 大東亜戦争終了迄)
終了した神業の頭に (済) とし、未着手の神業の頭に (未) と記します。又、( ) の中に神業の時期を記します。
済:榛名山神業 (昭和十九年七月十日 〜 十一日) 群馬県榛名山
§ 江戸の仕組
済:奥山 (昭和十九年八月八日) 代々木深町の天明自宅
済:中山 (昭和十九年八月九日) 白金台の都筑太一宅
済:一の宮 (昭和十九年八月十日) 鳩森八幡神社
§ 甲斐の仕組
未:奥山 (昭和二十年七月十二日) 甲府市伊勢町
済:中山 (昭和十九年八月二十日) 甲府市帯那山
未:一の宮 (昭和二十年六月十八日) 山梨県日野春村
§ 鳴門の仕組 (うづ海の御用)
未:印旛沼 (昭和十九年十二月廿八日) 千葉県印旛沼
未:諏訪湖 (昭和二十年一月八日) 長野県諏訪湖
未:瀬戸内 (昭和二十年二月八日?) 香川県庵治村
§ 尾張の御用
未:尾張の御用 (昭和二十年一月?) 東谷山尾張戸神社
このように見ていくと、日月神示によく出てくる「神急けるぞ」の意味も見えてきます。神業の終了が「五」に対して、未着手が「六」もあります。
本帖の解釈は、冒頭にも書いたように、十人十色の解釈があると投稿者:加藤は思いますので、中矢伸一氏の年表をもとに、皆さまで色々と調べて解釈してみて下さい。当ブログで、既に紹介した日月神示の文章にも、本帖の解釈につながる部分が多くあると投稿者:加藤は思います。例えば日月神示 第七巻 日の出の巻 第十六帖に「悪の衣 (ころも) 着せられて節分に押込められし神々様御出でましぞ。此の節分からは愈々神の規則通りになるのざから気つけておくぞ、容赦 (ようしや) は無いのざぞ、それまでに型さしておくぞ、御苦労なれど型してくれよ」と書かれていました。節分から容赦なく神の規則通りにするまでに、型を出しておく必要があったことになります。
今回の投稿が、不完全燃焼な内容になりましたことをお詫び申し上げます。日月神示には一ッだけという答えは存在しないので、本帖のような内容では、出来るだけ解釈を避けたいと投稿者:加藤は考えています。本帖の解釈にあたり、中矢伸一氏の試みに感謝致します。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。