第七巻 日の出の巻 第六帖 (R7.2.24)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第七巻 日の出の巻 第六帖です、お読み下さい。

第七巻 日の出の巻

第六帖 (二一九)

 神界の事は人間には見当取れんのであるぞ、学で幾ら極め様とて会得 (わか) りはせんのざぞ、学も無くてはならぬが囚 (とら) はれると悪となるのざぞ、しもの神々様には現界の事は会得りはせんのざぞ、会得らぬ神々に使はれてゐる肉体気の毒なから身魂磨け磨けと執念 (くどう) 申してゐるのざぞ。三、四月に気つけて呉れよ、どえらい事出来るから何うしても磨いておいて下されよ、それまでに型しておいて呉れよ。十二月五日、ひつ九のかみ。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 177頁 より)

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 本帖の内容は、難しく考える必要のない帖だと投稿者:加藤は思います。「神界の事は人間には見当取れんのであるぞ、学で幾ら極め様とて会得 (わか) りはせんのざぞ」との書き出し文章を、謙虚に受け止めれば (現界の常識を超えて受け止めれば) 、理解することは簡単だと思います。神界 (や幽界) のことを、現界に存在する人間が、逆立ちして学んでも理解は出来ないと書かれているだけの文章です。「しもの神々様」とは、俗に言う「低級霊」のことで、この低級霊 (下 (しも) の神々) は、現界のことを正しく理解していないので、我々が身魂を磨いて、低級霊に従わないようにしなければならないと書かれていると投稿者:加藤は理解しています。

 「三、四月に気つけて呉れよ、どえらい事出来るから何うしても磨いておいて下されよ」ですが、ここは時代背景を考慮する必要がある文章だと思います。昭和二十年の三月以降、米軍機の B-29 による日本国への「本土大空襲」が三月〜四月に熾烈を極めました。全国で二百以上の市町村が甚大な被害を被り、三月十日の未明には「東京大空襲」で、わずか数時間の間に、主に東京下町の市民が十万人以上殺害されました。その他にも名古屋、大阪、神戸、京都などの大都市が標的となり、何千万人もの死傷者が出されたのです。ですので、この文章は米軍による本土大空襲を預言 (ひつこいですが予言ではありません、預言です) した文章だと受け止められます。

 締めくくりの「それまでに型しておいて呉れよ」ですが、これは岡本天明達に宛てた文章ですので、今回は解釈をしません。気になる方は、当ブログでお馴染みの、黒川柚月著の「岡本天明伝」を一読して見て下さい。

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 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。