第六巻 日月 (ひつ九) の巻 第三十七帖 (R7.2.9)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第六巻 日月 (ひつ九) の巻 第三十七帖です、お読み下さい。

第六巻 日月 (ひつ九) の巻

第三十七帖 (二一〇)

 天にもあまてらすすめ大神様、あまてらす大神様ある様に地にも、あまてらすすめ大神様、あまてらす大神様あるのざぞ。地にも月読の大神様隠れて御座るのざぞ。素盞嗚の大神様罪穢れ祓ひて隠れて御座るのざぞ。結構な尊い神様の御働きで、何不自由なく暮して居りながら、その神様あることさへ知らぬ臣民ばかり。これで此の世が治まると思ふか。神々まつりて神々にまつはりて神国のまつりごといたして呉れよ。詰らぬ事申してゐると愈々詰らぬ事になりて来るぞ。十一月三十日、ひつ九の神しらすぞ。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 168頁ー169頁 より)

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 本帖の内容は、当ブログをご愛顧して下さる皆さまには、難しい内容ではないと投稿者:加藤は思います。しかし、大切な帖となりますので、解説はして置きたいと思います。日月神示の本帖で、始めて「アマテラス」「ツキヨミ」「スサナル」の三貴神が揃って登場しました。そして鍵となる言葉は、本巻の第三十二帖に書かれていた「今の三み一たいは三み三たいぞ。一 (ひ) とあらはれて二三 (ふみ) かくれよ」の文章まで戻ることになると投稿者:加藤は考えます。

◎ 日の国 → アマテラス → 火

◎ 月の国 → ツキヨミ → 水

◎ 地の国 → スサナル → 地

と過去の投稿で解説させてもらいました (本巻の第三十二帖) が、本帖は、その総括 (第六巻全体) のような帖だと考えてよいと投稿者:加藤は思います。一 (ひ) =アマテラス、二 (ふ) =ツキヨミ、三 (み) =スサナルとなるので、「ふ」と「み」のツキヨミとスサナルは隠れているという意味だと投稿者:加藤は思います。現在の古事記でも、それらしく書かれていると投稿者:加藤には解釈出来るのですが…

 さて、当ブログの読者の中で、記紀にも興味があるヨ!という方は本巻の (日月神示の) 神話を読んで、オンヤ?と思った方もいると思います。本帖で始めて揃って登場した三貴神ですが、この三貴神が生まれた話が一切出てきていないのです。古事記では、イザナミがカグツチを生んで死に、その後イザナギが一神だけで、三貴神を生んだことになっていますが、日月神示の神話では、そうではないようだと考えなければなりません。そしてその鍵は、本巻の第二十五帖に隠れていますので、もう一度ブログを読み返してもらいたいと思うのですが、その二十五帖に書かれているのは、元のヒツキの国が初めに創造され、その後に「日、月、地」の国が生まれたと書かれています。ということは、日月神示の神話では、イザナギとイザナミの両神の最初の「国生み」で生まれたのが「アマテラス=日の国」「ツキヨミ=月の国」「スサナル=地の国」なのだと解釈出来ます。

 当ブログをご愛顧下さる皆さまの殆どが日本人だと思いますので、日本書記は横に置いて、古事記の方が大切だと思います (日本書紀は外国人向け、古事記は日本人向けのため) ので、日月神示の神話を、古事記と比較しながら、腑に落として置かないと、日月神示を深く理解することが出来なくなると投稿者;加藤は考えています。日月神示の巻・帖が進むことにより、この日月神示の神話を理解しているのと、理解していないのでは、大きく解釈の方向が変わってしまうと投稿者:加藤は考えています。ですので、日月神示 第六巻は、非常に大切な巻となりますので、一度ではなく、何度となく読み返してもらいたいと思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。