第六巻 日月 (ひつ九) の巻 第十帖 (R6.12.23)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第六巻 日月 (ひつ九) の巻 第十帖です、お読み下さい。

第六巻 日月 (ひつ九) の巻

第十帖 (一八三)

 ツギアメノトコタチノミコト、ツギクニノトコタチノミコト、ツギトヨクモヌノミコトトナリナリテ、アレイデタマイ、ミコトスミキリタマヒキ。

 辛酉 (かのととり) の日と年はこわい日で、よき日と申してあろがな。九月八日は結構な日ざが、こわい日ざと申して知らしてありた事少しは判りたか。何事も神示通りになりて、せんぐりに出て来るぞ。遅し早しはあるのざぞ。この度は幕 (まく) の一ぞ。日本の臣民これで戦済む様に申してゐるが、戦はこれからぞ。九、十月八日、十八日は幾らでもあるのざぞ。三月三日、五月五日はよき日ぞ。恐ろしい日ざぞ。今は型であるぞ。改心すれば型小 (ち) さくて済むなれど、掃除大きくなるぞ。猫に気付けよ、犬来るぞ。臣民の掃除遅れると段々大きくなるのざぞ。神が表に出ておん働きなされてゐること今度はよく判りたであろがな。⦿と神との戦でもあると申してあろがな。戦のまねであるぞ。神がいよいよとなりて、びっくり箱開いたら、臣民ポカンぞ。手も足も動かすこと出来んぞ。たとへではないのざぞ。くどう気付けておくぞ。これからがいよいよの戦となるのざぞ、鉄砲の戦ばかりでないぞ。その日その日の戦烈しくなるぞ、褌締めて呉れよ。十月二十五日。ひつ九のか三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 146頁ー147頁 より)

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感想(12件)

 先ず、神話の部分です。アメノトコタチノミコト (天之常立命) 、クニノトコタチノミコト (国之常立命) 、トヨクモヌノミコト (豊雲野命) 、の三柱が本帖では書かれている。これで七柱が登場したことになるが、いずれも古事記と同じ神名で、同じ順番で登場している。この七柱はいずれも「独り神」です。

 さて本帖では、日月神示らしく謎めいた日付が沢山出て来ます。この日付を紐解くことは、非常に難解で、過去の歴史を細かく分析する必要がありますので、本投稿では、各日付の解釈を割愛させていただきます。ただ一ッだけ説明すると、恐い日とは、身魂磨きが進んでいない人にとって恐い日という意味で、良き日 (結構な日) とは、身魂磨きが進んだ人にとって良き日という意味であることは、疑う余地がありません。又、日付に関しては、歴史だけでなく「神」→「幽」→「顕」や「型」→「日本」→「世界」などが、重層かつ複合的な構造で絡みあっているので、現代の日付感覚だけで解釈することは、神示の解釈を狭めてしまうことにつながるので、避けて置きたい考え方だと投稿者:加藤は思います。

 「猫に気付けよ、犬来るぞ」と唐突に書かれています。この言葉は、岡本天明達に向けた言葉で、岡本天明達の「天之日津久神奉賛会」の会員に注意を促す言葉です。意味は、岡本天明達が「特高 (特別高等警察) 」に、目を光らせられていたので、特高のスパイ (犬) が、天之日津久神奉賛会の会員 (猫) になりすまして、内情を探っていることを伝えている言葉だと投稿者:加藤は思います。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。