第三巻 富士 (普字) の巻 第二十三帖 (R6.8.13)

 皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第三巻 富士 (普字) の巻 第二十三帖になります。お読み下さい。

第三巻 富士(普字)の巻

第二十三帖 (一〇三)

 世界は一つになったぞ、一つになって神の国に攻め寄せて来ると申してあることが出て来たぞ。臣民にはまだ分るまいなれど、今に分りて来るぞ、くどう気つけて置いたことのいよいよが来たぞ。覚悟はよいか、臣民一人一人の心も同じになりて居ろがな、学と神の力との大戦ぞ、神国 (かみくに) の神の力あらはす時が近うなりたぞ。今あらはすと、助かる臣民殆んどないから、神は待てるだけ待ちてゐるのぞ、臣民もかあいいが、元をつぶすことならんから、いよいよとなりたら、何んなことありても、ここまでしらしてあるのざから、神に手落ちあるまいがな。いよいよとなれば、分っていることなれば、なぜ知らさぬのぞと申すが、今では何馬鹿なと申して取り上ぬことよく分ってゐるぞ。因縁のみたまにはよく分るぞ、この神示読めばみたまの因縁よく分るのぞ、神の御用する身魂は選 (よ) りぬいて引張りて居るぞ、おそし早しはあるなれど、いづれは何うしても、逃げてもイヤでも御用さすようになりて居るのぞ。北に気つけよ、東も西も南も何うする積りか、神だけの力では臣民に気の毒出来るのぞ、神と人との和のはたらきこそ神喜ぶのぞ、早う身魂みがけと申すことも、悪い心洗濯せよと申すことも分かるであろう。八月の三十日、⦿の一二か三。

(太陽出版 新版 ひふみ神示 84頁ー85頁 より)

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感想(12件)

 本帖は、来る大峠に付いて書かれた帖だと投稿者:加藤は思います。「世界は一つになったぞ、一つになって神の国に攻め寄せて来ると申してあることが出て来たぞ。臣民にはまだ分るまいなれど、今に分りて来るぞ」と書き出されていますが、前半の「神の国に攻め寄せて来る」とは大東亜戦争のことを言っているのではなく、来る大峠の戦争のことです。何故ならば、後半に「今に分りて来るぞ」と書かれていますので、未だ始まっていない戦のことだと判ります。日月神示 第三巻 富士 (普字) の巻 第三帖に「神界ではその戦の最中ぞ」と「神界の都には悪が攻めてきているのざぞ」と書かれていました。この文章はその続きと読めます。当ブログをご愛顧くださる皆さまは、既に理解していると思いますが、雛形論の流れです。

 「神国 (かみくに) の神の力あらはす時が近うなりたぞ。今あらはすと、助かる臣民殆んどないから、神は待てるだけ待ちてゐるのぞ」この文章ですが、本来では大峠がいつ地上界に起こってもおかしくない、状況だけれども、臣民の身魂磨きが進んでいないので、今大峠を起こしては、助かる臣民が殆ど居ないので、日月の神様が、大神様に頼んで、大峠の時期を待ってもらっていることが解る文章です。しかし「臣民もかあいいが、元をつぶすことならんから、いよいよとなりたら、何んなことありても、ここまでしらしてあるのざから、神に手落ちあるまいがな」と続く文章では、可愛いい臣民の身魂磨きが済んでなくても、元をつぶすことは出来ないので、大峠=建替え=立て直しを行うということで、日月神示によく書かれている「時間が無い」ということにつながるのだと投稿者:加藤は思います。本帖でも「早う身魂みがけと申すことも、悪い心洗濯せよと申すことも分かるであろう」と書かれています。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。