霊界物語 探求 (R7.12.4)
皆さまご機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回の「探求小屋」は「霊界物語 探求」です。当ブログに辿り着いた皆さまは、当然「霊界物語」を知っていると投稿者:加藤は思い込んでいましたが、それは投稿者:加藤の思い込みでしかなく、知らない人は「全く知らない!」のでしょう。それでは日月神示を語るうえで、避けては通れない「霊界物語」を探求しておかなければならないと思い、「霊界物語 探求」を投稿をさせてもらいます。何回かの投稿になると思いますが、何回になるのかは不明 (未定) です。
当ブログでは、何度も出てきている、出口王仁三郎が「書いた」とは言っても、彼が書いたのではなく、彼は「口述」するだけで、彼の言葉を弟子達が筆録したものです。出口王仁三郎は横になり口述し、時にはグーグーといびきが聞こえたという、霊界物語は、全81巻83冊という大作ですが、恐ろしいスピードで書き上げられた作品です。出口王仁三郎の口述が早すぎて、弟子達の記録が追いつかない状態だったそうですが、弟子達の原稿用紙のマス目に文字が浮かんで見えてきて、それを追いかけるように書いたと伝えられています。81巻83冊と数字が合わないですが、第64巻が上・下の2冊に分かれていて、出口王仁三郎がモンゴルを目指して大陸に渡った記録「入蒙記」が1冊で、合計83冊となります。この大作を僅か393日間で書き上げています。
さて、皆さまは「霊界物語」と聞いて、どのような物語を想像するでしょうか?目に見えない世界?死後の世界?確かにその想像は間違えでは無いのですが、先ず「霊界」の意味ですけれども、出口王仁三郎は「霊妙な世界」の略が「霊界」だと言っています。見える世界も、見えない世界も、すべて含めた、この奇 (くし) びな大宇宙全体のことを書いた物語が「霊界物語」なのです。この物語は「身魂相応 (みたまそうおう) 」と呼ばれる内容で、日月神示と同じで「いろいろな解釈ができる」ために、読む度に「気づき」を得ることが出来ます。
キリスト教では、アダムとイブの楽園追放神話により、世の中が乱れて行くのいですが、霊界物語では国祖様 (国常立大神) 隠退 (いんたい) 神話からの話となります。地球をつくった神霊である国祖・国常立尊が、太古の神代の地上神界の主宰神として世界を統治していましたが、邪神 (じゃしん) たちの陰謀により、その地位から追放されて、世界の艮 (うしとら) (東北) へ隠退させられてしまう。その後の地球は邪神たちの天下となり、天変地異が起こり、大洪水が発生し地上は泥海へと化します。その泥海の地上でイザナギとイザナミによる国生み・神生みの神業が行われ、そして地球に緑が蘇るのです。
霊界物語の主人公は「スサノオ」という神様です (登場場面は少ないですが…) 。三五教 (あなないきょう) という宗教の指導者で、救世主として堕落した世界を救い、地上天国「みろくの世」を成就させるという物語です。スサノオと対極に位置する登場人物が「高姫」です。高姫はウラナイ教という悪徳宗教の教祖で、スサノオに反発して、自分が真の救世主だと称しています。それどころか、主人公のスサノオより、登場回数が多い…
本年 (令和七年) 十月三十一日に、株式会社ヒカルランドから「神眼で読む『霊界物語』——出口王仁三郎が遺した宇宙と魂の設計図」という本が出版されています。著者は出口王仁三郎研究家のオニド (Onido) 氏です。現在では「霊界物語」を書籍で全巻を手に入れることは、なかなか出来ないと思いますし、大正時代に書かれた書なので、原文のまま読むのは、現代人には辛いと思います。オニド氏が運営する「霊界物語ネット」にアクセスすれば、原文が読めますので、興味のある方は覗いてみてください。そして、オニド氏の新刊書「神眼で読む『霊界物語』——出口王仁三郎が遺した宇宙と魂の設計図」も、なかなかによい「霊界物語」入門書ではないかと投稿者:加藤は思いますので、ぜひ手に取って読んでみて下さい。
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最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。