スサノヲ 探求 #2 (R7.8.6)

 皆さまご機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は「スサノヲ 探求」の二回目になります。前回のスサノヲ 探求では、記紀に記されている物語 (神話) をザックリと御浚いしました。そして、今回のスサノヲ 探求の二回目の前に、理解を深めてもらうために、八岐大蛇 探求を間に挟んで、三日間連続の投稿という構成になっています。皆さまには、この三投稿を一ッにまとめて読んでもらえると、理解がより進むと投稿者:加藤は信じています。

 さて今回のスサノヲ 探求では、スサナル大神の使命と目的について書かせてもらいたいと投稿者:加藤は考えています。

 今、皆さまには「世の中」がどのように見えているでしょうか?今の世の中が、本当に神々が求めている世界なのでしょうか?それは大きく違う方向をむいていると投稿者:加藤は思います。それは何故なのでしょうか?答えは、邪神が迷い、改心に至っていないことで、世界は争いにみちあふれているからです。我々人間の心に憎しみを植え付け、欲望を煽って争いを起こさせてています。スサナル大神は、迷える神霊や乱れた想念を立直し、神意にかなう本来の姿へと導こうとしています。スサナル大神は世界を救う、希望の光なのです。皆さまは、自分の中の悪と戦えていますか?心の中に潜む八ッの悪「強欲や怒り」「愚痴や嫉妬」「傲慢さや無知」「疑心と執着」と。これら八ッの悪が、私たちの心を蝕みます。そうお気付きですよね!まるで八岐大蛇のように。この世界は目に見えない霊的な戦いが常にあります。記紀に書かれている神話は、単なる物語ではありません。深い霊的真理を含んでいる物語なのだと投稿者:加藤は確信しています。このスサナル大神こそが世界立替えにおいて、中心的救済神の一柱で、我々地上界の英雄神なんだと投稿者:加藤は思います。スサナル大神の使命は「世界を救うこと」です。八岐大蛇を退治した物語は、単なる昔話ではありません。この物語は我々人間の魂の物語なのだと投稿者:加藤は考えています。それでは最後に、スサナル大神の使命と目的を三ッに別けて書き記しておきます。

一ッ目:「悪霊退散の戦いです」霊界では常に善悪の戦いが続いています。邪神達は人間を苦しめようとしています。スサナル大神は愛と真理をもって、邪神達を悔い改めへと導く盾となります。スサナル大神は人類を守る偉大な戦士なのです。

二ッ目:「迷える魂の救済です」あなたは泥に汚れた宝石を捨てますか?きっと洗って美しさを取り戻すと思います。スサナル大神も同じです。罪を犯した魂も見捨てません。愛の力で清め、本来の美しい姿に戻します。あなたも人生で迷うことがあると思います。そんな時に暖かい手が差し伸べられたなら、どれだけ心強いでしょうか?

三ッ目:「ミロクの世の建設です」今の世界は神々が求める完璧には程遠いです。争いや貧困に満ちています。これが我々の本来の姿でしょうか?それは絶対に違います。スサナル大神は火水 (かみ) の立替えを先導し、その後に建直しを経て、愛と平和に満ちたミロクの世を築きます。荒れ果てた土地に、美しい花園を作るように、壮大な取り組みを進めているのです。

 三日間に渡り「スサノヲ 探求 #1」「八岐大蛇 探求」「スサノヲ 探求 #2」と投稿してきました。皆さまが、もう一度「記紀」でも読んでみようかな?と思ってくれれば投稿者:加藤は幸いです。記紀には文字で書かれていない裏の真意が隠れています。今回の投稿者:加藤の解釈とは全く違う、素盞嗚大神と八岐大蛇の世界観をもっている方もいると思います。投稿者:加藤はそれでよいと考えています。記紀をどのように解釈したとしても、行き着く所は「マコト」だと信じているからです。

 最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。