第一一巻 松の巻 第二十三帖 (R7.6.24)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第一一巻 松の巻 第二十三帖です、お読み下さい。
第一一巻 松の巻
第二十三帖 (三一四)
国々所々に、神人鳴り動く、道は世にひらき極む、日月地更に交わり結び、その神々ひらき弥栄え、大地固成、まことの神と現はれ、正し、三神は世に出づ、ひふみと鳴り成るぞ。正しくひらけ弥栄へて更につきづ、鳴る道に成り、交わる。永遠の世光ることは永遠の大道、息吹き大地に充ち満つ道。展きてつきず、極り成る神の道。苦む道をひらき、日月地に苦しむ喜び出で、神の国むつび、悉く歓喜弥栄ゆ。七月十日、あめのひつくのかみ。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 265頁 より)
価格:8800円 |
日月神示では、非常に難解な帖が幾度となく出てきますが、本帖はそんな難解な帖の中でも「超」が付くほど難解な帖となります。全体的には、永遠に弥栄える神の道を伝える文章だと投稿者:加藤は思いますが、この神の道は目標となる終着点 (静的) があるわけではなく、常に弥栄に向かい進展進化していく、止まることのない道程なのだと投稿者:加藤は思います。故に「因縁の身魂」たちは、常に身魂を磨き「進展深化」を続け「神人一体」となり、弥栄進展のために、神の道を切り拓いて行かなければならないのだと投稿者:加藤は思います。
「日月地更に交わり結び、その神々ひらき弥栄え、大地固成、まことの神と現はれ、正し、三神は世に出づ、ひふみと鳴り成るぞ」の部分を、投稿者:加藤なりの解釈を致しますが、現在の神道に真っ向から刃向かい、また現在の神道を否定するものではないので、誤解のないように読み進めていただくよう御願い致します。「日月地」の「三神」ですが、日の大神=アマテラス、月の大神=ツキヨミ、地の大神=スサナルが三神です。過去の投稿でも触れた記憶があるのですが、日月神示によれば、この三神は記紀にあるように、イザナギ神が独り神で生んだ三神とは異なり、イザナギ神とイザナミ神の両神から生まれた最初の神とされています。国々が生み落とされた時の最初の神々 (主宰神) ということになります。ですので、この文章を深く読むと、我々が生きている顕界=地上界の主宰神は、地の主宰神である「スサナル (及びその霊統) 」だということになり、この地上の主宰神は、日=天界のアマテラス (とその直系とされる神武天皇以下の皇統) ではないという事になります。ですので、日の主宰神「アマテラス」に月の大神「ツキヨミ」と地の大神「スサナル」が加わって三位一体の「日月地の大神様」という考え方ではなく、地上界の我々は、地の主宰神「スサナル」に日の大神「アマテラス」と月の大神「ツキヨミ」が加わって三位一体の「日月地の大神」という意識を持たなければならないのだと投稿者:加藤は思います。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。