第九巻 キの巻 第三帖 (R7.3.30)
皆さま御機嫌いかがでしょうか、投稿者:加藤です。今回のお題は、日月神示 第九巻 キの巻 第三帖です、お読み下さい。
第九巻 キの巻
第三帖 (二六〇)
雨の神風の神、地震の神、岩の神、荒の神様にお祈りすれば、この世の地震、荒れ逃 (のが) らせて下さるぞ、皆の者に知らしてやりて下されよ、この方イの神と現われるぞ、キの神と現われるぞ、シチニの神と現れるぞ、ヒの神と現はれるぞ、ミの神と現はれるぞ、イリヰの神と現はれるぞ、五柱の神様厚くおろがめよ、十柱の神厚くおろがめよ。三月八日、ひつぐの神しらすぞ。
* 引用文献に誤植がありましたので、修正して投稿しています。誤:イリ井の神現はれるぞ、正:イリヰの神現はれるぞ。
(太陽出版 新版 ひふみ神示 222頁 より)
価格:8800円 |
本帖の書き出しは「雨の神風の神、地震の神、岩の神、荒の神様にお祈りすれば、この世の地震、荒れ逃 (のが) らせて下さるぞ、皆の者に知らしてやりて下されよ」です。注目しておきたいのは「皆の者に知らしてやりて下されよ」の部分で、この「皆」とは、我々人間全てに向けた「皆」では無いということを誤解しては駄目だと投稿者:加藤は思います。基本的に本帖は、岡本天明達に向けた文章と思われますので、この「皆」とは岡本天明達 (因縁の身魂) に向けた人々を指していると考えるのが正しいと投稿者:加藤は思います。神業 (神の仕組、型を出すため) を行う人々を、「神が万全の守護体制を敷いている」という、岡本天明達に向けた神示と読まなければならないと思います。では、一般の人間に向けてはどうなのでしょうか?神示ではクドク改心、身魂磨き、掃除、洗濯を促しています。前帖 (同巻第二帖) で、「オホカムツミの神」を祀りて呉れよと書かれていました、この神は臣民の苦瀬 (うきせ) を助ける神です。そして本帖に示された「五柱の神」は自然現象を掌 (つかさど) る神々ですので、我々一般の人間も、その事を理解し、神を祀り、祈らなければならないことは簡単に理解できると投稿者:加藤は思います。
後半の「この方イの神と現われるぞ」に続く、カタカナで書かれた神々は、この方と書かれていますので、国常立大神の化身?と考えてよいと投稿者:加藤は思います。イ、キ、シチニ、ヒ、ミ、イリヰは全ての音が「イの段」の言霊ですので、何か共通の役割があるのだと投稿者:加藤は考えます。
「五柱の神様厚くおろがめよ、十柱の神厚くおろがめよ」の十柱の神とは、昭和十九年十二月二十三日 (辛酉の日) に、神示に従い「奥山」に祀った神のことです。そして「おろがめよ」とは「拝 (おろが) めよ」と書き、「拝 (おが) む」の古い表現です。
最後まで読んでいただき、有難う御座いました。次回も宜敷く御願い致します。